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2013/1/26 EASY LISTENING @ Grassroots
高円寺の老舗クラブ・Grassrootsにて、定期的に開催されている"EASY LISTENING"。Future TerrorのHaruka、Brack ForestのKuri、Black SmokerのKiller-Bongの3人がレジデントを務める異種異様な組み合わせが生み出す魔の一夜。決してパーティー名通りなイージーリスニングな音楽など流れるはずもないのは想像出来るわけで、それがこのGrassrootsと絡み合う事で相乗効果を生み出す。今回はゲストにMasa a.k.a. ConomarkとBlack SmokerよりMosquitowを招いての開催となった。
終電も終わった頃に現地入りし時には狭いフロアながらもまだフロアの熱は上がっておらず、酒を飲みつつ談笑をする人達が寛いでいた。相変わらずの手が掛かっているのか掛かっていないのか、完全DIYで作り上げたような奇想天外な内装が面白い。ガラクタにも思われる様々な部材を組み合わせて和とも洋とも言えない摩訶不思議な世界観を発するGrassrootsは、まるで友達の家にお邪魔しているようで心が落ち着く。この時間帯はMosquitowがプレイしていたが、4つ打ちはほぼ皆無で中近東を横断するエスニックな音からヒップホップにジャズ、ハウスなど掴み所のない流れで、酒でも飲みながら音に耳を傾ける。突如として鮮烈なスパニッシュギターが入ってきたり、かと思えば小洒落たハウスの緩い4つ打ちが浮かび上がっては消え、世界各地を巡るように徐々に風景が移ろい行くのにぼ〜っと耳を傾けていた。

そしてその世界をばっさりと断ち切ってダークなテクノの世界へと突入させたのがHaruka。無感情、闇、機械的、金属的、そんな言葉が並ぶ冷たいテクノの世界は緩やかな上げ下げの展開を繰り返しながら、永遠とも思われるミニマルな展開の時間を生み出していた。レーベルで言えばPrologue的な徹底的に明るさを排除し揺れ幅を抑えながら終始低空飛行を続けるじわじわと覚醒感を煽っていく渋い音なのだが、そこにモノトーンではありながらもアンビエンスの浮遊感を伴っている事で単調でありながら持続する快楽を聞かせるのだ。またアナログの温かさを感じさせないデジタル的でファットな音質も冷たさを生み出す事に貢献していて、フロアの温度感を下げながらも螺旋階段を昇るようにトランス感を上昇させるプレイが素晴らしかった。

その後のConomarkのファンキーで荒ぶれたハウスをプレイしていたようなのだが、気持ち良くなってお酒を飲み過ぎたせいか爆睡してしまい、残念ながら余りプレイを聴けなかった。しかし突如としてノイズ混じりのダブサウンドが耳に飛び込んできて、はっと目を覚ますとKiller-BongがDJブースに入っていた。何だろう、ヒップホップかダブなのかレゲエなのかダブ・ステップか、適切なジャンルの枠に当て嵌められない不思議な音楽を、強烈なエフェクトをかけてめっためたにダブ処理する事でKiller-Bongの個性として確立させている。品行方正にBPMを合わせるとかスムースなミックスをするだとかに抗うように、荒々しい音響と混沌とした世界観を作るのはDJではなくある意味ではライブとも思われた。

遂に朝方になりKuriがDJブースに入ると、再度フロアには淡々としたテクノの世界が舞い戻ってきた。相変わらず明確なメロディーや大袈裟は展開は皆無で粛々とミニマルなプレイをしていたが、前のめりなリズム感と乾いたパーカションの躍動が継続し、冷たいと言う点ではHarukaと似ているが肉体感・生身感を打ち出したトライバルな音がこれまた快楽的だ。Kuriが主宰するBlack Forestと言うレーベル名通りに、確かに黒い森へと誘われるテクノはマッドな臭いがプンプンで牙を剥くように肉体を刺激する。と朝になってからまた元気に踊り続けていたが、7時半にはフロアを脱出。一体何時まで続いていたのだろうか知る由も無いが、Grassrootsと言う場末の酒場を久しぶりに楽しめた一夜だった。
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