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2013/2/16 eleven 3rd Anniversary Classic Is Your Friend @ Eleven
2010年にSpace Lab YELLOW跡地にElevenがオープンし、今週末で遂に3周年を迎えた。3周年初日はテクノパーティーだったが、2日目はなんとDerrick L. CarterとLuku Solomonが運営するClassic Music Companyのタイトルを冠したハウスパーティーだ。Classicと言えばシカゴ・ハウスの伝統を受け継ぎつつ、ヨーロッパのディープ・ハウスやそれ以外の個性的なハウスも発掘を行う稀有なレーベルだった。一時はレーベルの活動自体が停止しもう終わりかと思われていたものの2011年に再始動を果たし、そして今回の3周年に目出度く招致されたわけだ。となれば当然Derrick L. CarterとLuke Solomonのコンビでの来日となり、そして過去にClassicの音源を使用したMIXCDを手掛けているDJ Kenseiがサポートする事で、Classicと言うレーベル名を冠したパーティーに相応しい出演陣となった。
日が変わって直ぐに入店するとDJ Kenseiがプレイしていたのだが、じっくり堪能する前にプレイはLuke Solomonへと交代した。正直なところLukeについては地味な印象を抱いていたのだが、これが現場で生プレイを体験すると全く違うと言うか、随分と骨太でパワフルなのにシカゴ・ハウスの麻薬的な側面もしっかりとあり、非常にトランシーなハメ具合が感じられた。Classicのシカゴ・ハウス方面ではないハウス、つまりはヨーロッパ方面のいかついハウス〜テック・ハウスの音を主軸に空間を音で綿密に埋め尽くし、意外にも多少は派手さのあるキックの抜き差しでブレイクもしっかり作りながらも切れ目なくグルーヴを継続させていた。特別な個性、強烈な音と言ったものを感じる事は少ないのだが、客の足を滑らかに回転させる安定したプレイはベテランの証と言えるだろう。多少はロウなシカゴ・ハウスも使用していたと思うが、テクノ的なかっちりした音が前面に出ていてDerrick Carterとの違いは確かに感じられた。

対してDerrick Carterはと言うとやはり無駄を削ぎ落とし、そして粗悪でマッドなハウスなのは言うまでもない。しかし以前に比べると暴走するようなDJをする事もなく、以前よりもグルーヴを抑制しながら攻撃的な流れを作っていたように感じられた。単純に丸くなったと言う事でもなく、展開を考えるようになったと言う意味で大人びたDJになったと思うし、その上で黒くて力強く肉厚なグルーヴは健在なのだから自然と足が動いてしまう。音自体はなんだかもっさりとした何処か田舎臭さも漂うロウなハウスも使用しつつも、それを生々しい肉体剥き出し感へと変換しファンクを生み出す事がDerrickの個性だ。また恐らく自身でエディットも用意していたのだろうか、"Kuar (Henrik Schwarz Remix)"にMartin Luther King, Jr.のあの演説を被せたバージョンや"French Kiss"の聞きなれないバージョンをプレイしていたのは非常に印象に残った。そしてLukeとの最大の違いは歌物やポエトリーをフル活用する事で、荒ぶれたシカゴ・ハウスはより不気味さを増し得体の知れない闇を広げていた。そんな流れでディスコテイストな曲からアシッド・ハウスも経由しながら朝まで獰猛にフロアを強襲し、朝方からはハウスパーティーではお約束のディスコ/クラシックタイムへと突入。ここでも"Let No Man Put Asunder"や"You Make Me Feel"などの聞きなれないバージョン - 恐らくDerrickが自身で使用する為に制作したエディットだろう - のディスコ物をよく回していたが、やはりエディットされているだけあってディスコの愛くるしさは残しつつ芯のある骨太な音が今のフロアに上手くフィットしていた。

その後もDerrick、Lukeが適当に交代しながら生っぽいディスコ〜ヒップ・ハウス〜シカゴ・ハウス〜NYハウスなど上げ下げを何度も繰り返しつつ、そろそろ終わりか?と思いきや再度上げだしたり、しっとりとメロウなR&B風の歌物でフロアを愛に染め上げたり、朝から昼にかけてのDJはもう何でもあり。夜中の狂気さえ漂う怒涛のハウス攻めを通過した後だからこそ、ディスコやポップな歌物がより輝ける幸福感となってフロアを優しく包むのだ。途中でLukeがリタイアしてブースの中で寝ている側ではDerrickは一人息巻いてDJを継続し、再度ラストに向かってゴリゴリとしたハウスで猪突猛進。最後はスタッフにお願いされて止む無くDJを止めたように見受けられたが、一体どれだけ体力あるんだと…。そこでLukeがClassicのCDやら缶バッジやらシールやらを配布し出して、パーティーは円満終了かと思いきや、今度はLukeがプレイを再会させてしまった。テクノっぽい質感のある攻撃的なハウスで再度フロアを叱咤していたが、最終的には12時半になんとかクローズとなった。Lukeのプレイ中にはDerrickが舌をピロピロ出してからかったり、Lukeの腕に噛み付いたり耳を舐めたり、スタッフがLukeにビールを渡すのを邪魔したりと、Derrickの悪戯っぷりには爆笑ものだった。そんな二人のDJはどちらも納得かつ満足な素晴らしい内容であり、elevenの3周年記念を記憶に残る最高の体験としてくれた。

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