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Glenn Underground - July 12, 1979 (Strictly Jaz Unit Muzic:SJUCD004)
Glenn Underground - July 12, 1979
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偏にシカゴ・ハウスと言っても音の方向性は色々あるわけで、例えば初期衝動と直感を重視したアシッド・ハウスもあればアホアホで馬鹿げたファンキーなハウスもあり、逆にライブ感ある豊かな音楽性を重視したハウスまで幅広い。シカゴ・ハウスの第二世代に属するであろうGlenn Undergroundと言えば、初期の頃はDance ManiaやDjax-Up-BeatsにRelief/Cajualと言った由緒正しいシカゴ系のレーベルからリリースしており、そこではツールとして即効性のあるテクノにも近い迫力のあるハウスも制作をしていた。しかし現在活動の中心となっている2008年に設立されたStrictly Jaz Unit Muzicからの作品は、逆に生音を重視したメロウでより黒人音楽的なハウス作品が中心となっている。当レーベルからのアルバムとしては本作は3枚目にあたる訳だが、きっとアーティストとして成熟を迎えているのではと思う程に良く出来たアルバムだ。コンセプトは70年代のディスコミュージック、そして黒人音楽だそうだが、確かにハウスのグルーヴ感があるもののよりレイドバックした空気とソウル/フュージョン/ディスコなどハウス以前の音楽的な面が滲み出ている。ツールとしてではなく曲の中に展開があり、耳を惹き付けるコード展開やキーボードの流れるような旋律、脈打つベースラインは血が通ったようにぐっと盛り上げる熱を帯びている。特に優しく心を打つヴィブラフォンの響き、滑らかに伸びていく美しいストリングス、控えめに華麗なフェンダー・ローズなどメロディーを奏でる音が効果的に使われていて、ダンス・ミュージックとしての勢いや衝撃に頼らない実に豊潤な音楽性は、アルバムとして在るべき姿を形作りじっと腰を据えて耳を傾けて聴きたい。10年後も、いやそれ以降も時代が変わろうと普遍的なハウスとして聴ける素晴らしいアルバムだ。

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| HOUSE8 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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