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Black Jazz Consortium - Structure (P-Vine Records:PCD-93649)
Black Jazz Consortium - Structure
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昨今のディープ・ハウスと呼ばれる音楽の中でめきめきと頭角を現しているFred P.。自身が主宰するSoul People Musicからは大量の作品をリリースし、その波はUnderground QualityやMule ElectronicにFinale Sessionsまで広がり、アンダーグラウンドと呼ぶべきハウスの復権が静かに始まっている。本作はそんな彼が2009年にBlack Jazz Consortium名義でリリースした2ndアルバムなのだが、リリース量が少なかった事やCD-R媒体であった事もあり、現在では廃盤となってしまっていた。それをありがたい事に日本盤のみP-Vine Recordsがジャケットも改めリイシューしたのである。とにかくディープ・ハウスなアルバムでハウスへのストイックな愛情が詰まっているのは感じ取れるが、決して閉鎖的でかしこまった音楽ではない。むしろ今までに生まれてきた様々なスタイルのハウスを取り込みながら、より開けた多様性 - デトロイト・テクノ、シカゴ・ハウス、アンビエント - を伴う世界標準のアルバムとなっている。そしてここで聴けるFred Pの特徴とは繊細なエレガンスであり、ディープ・ハウスと言う括りには当て嵌まるものの全体のあっさり感やビートの細さを逆に活かし、流麗で美しいコード展開やスピリチュアルなパッド使いで華麗なハウスを演出しているのだ。また全体を覆い尽くす掴みどころのないアンビエント感覚も、質量の軽いグルーヴの上で浮遊感を生み出し、これがディープ・ハウスの奥深さ表現する点にも繋がっている。中にはMad Mike病に冒された希望のデトロイト・テクノを鳴らす曲もあったり微笑ましいところもあるが、全体としてはハウスの定形であるように聞かせながら実はそうでない緻密で凝った作風もあり、そこにFred Pの確かなアーティスト性を見つけられるだろう。US産ハウスの復権は確実に始まっている。

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| HOUSE8 | 08:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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