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Louie Vega Presents Elements Of Life - Eclipse (Fania Records:UPC 8 46395 08021 6)
Louie Vega Presents Elements Of Life - Eclipse
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ラテン・ハウス界の帝王であるLouie Vegaのよるプロジェクト・Elements Of Lifeが、なんと9年ぶりに新作を、それも2枚組と言う大ボリュームで完成させた。Masters At Work時代からDJとして、トラックメーカーとして徹底的に現場主義の活動で経験を蓄えてきた彼が、それまでのクラブミュージックやハウスと言うスタイルに囚われずに、更なる飛翔を遂げる為に結成した大所帯バンドがElements Of Lifeだ。前作ではラテンと共にまだまだハウス色を色濃く残していたものの、この新作ではレイドバックしたフュージョンやボサノヴァなどを強く打ち出して、クラブミュージック以外のリスナーにも強く訴えかける作品となっている。クレジットを確認するとUrsula Rucker、Josh Milan、Anane、Luisito Quintero、Monday Michiru、その他大勢のアーティスト/プレイヤーが制作に加わっており、Louieはコンダクターとしてバンドを率いているのだ。本人が演奏をする事は殆ど無いが、しかし的確なセンスを以ってしてバンドを掌握し、プログラミングは最小限に抑えつつ多くを人の手による演奏によって作られた曲群は、生命の芽が出始めるような温かさが満ちている。基本はラテンなので複雑に形成されている爽やかなパーカッションが心地良く体をすり抜けて行くが、エレピやオルガンにアコギなどの郷愁たっぷりな切ないメロディーが通底しており、じっくりと聴けるリスニング指向として幅広い音楽ファンが満足出来る作品だと思う。また輸入盤の2枚目には12楽章に渡って繰り広げられる33分の大作"EOL Soulfrito"も収録されているが、これを聴くとライブプレイする事を前提とした一大絵巻が広がっており、バンドのリーダーとして出来る事をやり切っている印象だ。勿論DJとしての経験を生かして2枚目にはLouieによるハウスミックスも複数収録しており、体を自然と揺らすハウス・ミュージックのグルーヴ感を再認識させられる結果となった。アルバムだからこその全体を通して聴く楽しみがあり、ツールを前提としたクラブミュージックではないトータルで完成の高い作品として成り立っている。

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Eclipse / Elements of Life
続いて、Louie Vega のプロジェクト Elements of Life の 2nd アルバム。今日もまた 2 枚組だ。前作が 2004 年のリリースなので、約 9 年ぶりということになる。あれ?&nbsp;1st はもっと昔だったような気もするが、きっと Nuyorican Soul (1997)と混同してしまっ
| 音盤収集病患者の館 − 裏 MDRH | 2013/11/03 1:32 AM |