CALENDAR
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    
<< April 2019 >>
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
FRKWYS Vol.15: serenitatem
FRKWYS Vol.15: serenitatem (JUGEMレビュー »)
VISIBLE CLOAKS,YOSHIO OJIMA,SATSUKI SHIBANO
RECOMMEND
RECOMMEND
The State Between Us
The State Between Us (JUGEMレビュー »)
The Matthew Herbert Big Band
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
MOBILE
qrcode
SPONSORED LINKS
<< Francois K - Renaissance The Masters Series Part 19 (Renaissance Recordings:RENEW05CD) | main | 2013/7/5 DJ Kabuto presents LAIR @ Grassroots >>
Sandwell District - Fabric 69 (Fabric Records:fabric137)
Sandwell District - Fabric 69
Amazonで詳しく見る

2010年頃からベルリンのアンダーグラウンド界隈で注目を集めていたSandwell District。FunctionことDavid SumnerとRegisことKarl O'Connorから成るこのユニットは、誠に残念ながらFabricの名物MIXCDシリーズの69作目で終焉を迎える事が空気として伝わってきている。公式リリースとしては初のMIXではありながら最終作でもあり、その観点からすると集大成と捉えるべきなのだろうか。以前にパーティーでSandwell Districtのプレイを聴いた時には煮え切らないプレイにやきもきしたものの、本作ではCDと言う媒体のおかげか選曲の繊細な妙技を感じられ、Sandwell Districtらしい鉄の鈍い輝きを放つダークな展開を終始保った重厚感のあるテクノの地平が広がっている。メディアの話では本作はソフトウェアによって入念にミックスが行われた作品との事で、パーティーらしい激しいライブ感よりはアートとしての精巧な展開がより強く表現されている。出だしの3曲からしてRegisやFunctionが制作に絡んでいる曲から始まるのはご愛嬌としても、序盤から新しい何かが萌芽するような胎動から始まり、大きな変化を作らず繋ぎ目も分からない程に滑らか展開を伴ってビートは強みを増していく。その後も杭を打ち込むような安定感のあるキックが刻む中で、荒涼とした景色が広がる灰色のモノクロームな音像を見せながら大きな山も谷も作らずに水平構造を保つ展開が続く。疾走感や重圧による強迫的な音ではなく密閉された空間から生まれる闇の不気味さが通底し、空気としてのインダストリアルやポスト・パンクのアティチュードは確かに存在しているのだ。行き過ぎたハードテクノへの反抗と言うべきか、表面的に過激な音は本作では殆ど聴かれない。しかし鳴っている音の雰囲気は朽ち果てた末の荒涼とした世界を目の前に描き出しており、単なるハードなテクノとは一線を画す事を意識してミックスをしているのが伝わってくる。オリジナル作品においても聴かせる事も重視していたSandwell Districtらしさは本作でも軸としてあり、確かに最終章として円熟味を開花させたミックスと言えよう。

試聴

Check "Sandwell District"

Tracklistは続きで。
01. Silent Servant - A Path Eternal
02. Function - Voiceprint (Loop/Edit)
03. VCMG - Spock (Regis Remix) (Loop/Edit)
04. Boyd Rice / Frank Tovey - Extraction 7
05. Raime - Exist In The Repeat Of Practice
06. Ike Yard - Loss (Regis Version)
07. Vatican Shadow - Church Of All Images (Regis Version)
08. Fiedel - Andreas (Bonus Beats)
09. Cub - CU2 (UST Funk Mix)
10. Mary Velo - Detune
11. JPLS - Basis
12. Rrose - Wedge
13. Ø - Syvays
14. Rrose - Wedge
15. Function - Modifier
16. Carl Craig - Darkness
17. Markus Suckut - Hunt
18. Samuel Kerridge - Waiting For Love Part 1
19. Untold - Motion The Dance
20. Surgeon - As You Breathe Here Now
21. Mark Ernestus - Mark Ernestus Meets BBC
22. Plastikman - Plasticine
23. Trevino - Uptight
24. VCMG - Spock (Regis Remix)
25. Planetary Assault Systems - Flat Tire
26. Factory Floor - 16-2-16-9-20-1-14-9-7
27. James Ruskin - Into A Circle
28. SS/S - Sicario de Dios: Siglo 2
29. Laurent Garnier - At Night
30. Function - Voiceprint (Reprise)
| TECHNO10 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
スポンサーサイト
| - | 12:00 | - | - | |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://matyu.jugem.jp/trackback/3099
トラックバック