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2013/6/1 groundrhythm feat. Atrip × CRUZFADE @ Air
隔月で開催されているgroundrhythmは今回で今年において3回目の開催となる。近年単にゲストを迎えるだけでなく他にレギュラー開催しているパーティーをそのままフィーチャーする事も増えてきており、今回はAtripとCRUZ FADEの若手を迎えた上に更には白石隆之やDJ Kenseiらベテランも呼び込んで、groundrhythmに新たな変革をもたらそうとしているようだ。勿論パーティーの軸であり続けている井上薫のロングセットが聴けるのはここだけであり、その意味でも常に楽しみにしているパーティーの一つだ。
日が変わって暫くしてからフロア入り。AtripやTENKAを主宰している若手のYuto Sasakiがプレイ中だったが、なかなかにフロアは人が入っており序盤ながらも盛り上がっているようだった。短い時間しか聴けなかったものの若さ溢れる逞しさとしっかりとした重みのあるリズムを刻んだテック・ハウス〜テクノで、放出されるパワーをなんとか押さえ込みながらプレイしているようで、夜中に向かってフロアを温める以上に体が自然と動く内容だった。ラストでニューウェーブ調の歌物テクノも聞かせてくれて、ドラマティックにプレイを締め括る事が出来ていたと思う。

一旦音が切られてから開始したのはAntonTarjin+GenzouによるClassicalWicketのライブ。変則的なリズムや電子音から始まりつつも徐々に規則的なリズムへと移り変わるダンスセットなライブで面白そうだったものの、低音が大き過ぎて中域から高域の音が出ずに非常にバランスの悪い音になっており、フロアに居座り続けるには厳しい状態だったのでラウンジへと避難。暫くしてライブの最後の方でメインフロアに戻ると音のバランスも問題の無い状態に戻っており、メロディアスなフレーズもかかりながら多幸感のあるセットになっていたが…それを十分に体験するには時間が足りなかったのが残念であった。

そしてパーティーのクローザーとしてではなく、メインタイムを飾る時間帯に井上薫が登場。前回のgroundrhythmもそうだったが、これまではパーティーを締め括る立場であった井上氏がパーティー中盤で敢えて出演する流れには、何かしらgroundrhythmの変化を促そうと言う意志が感じられる。さて、プレイを開始するやいなやサバンナの中を疾走するようなトライバルでパーカッシヴなビートが突き抜け、肉体感を伴ったパワフルなダンスセットが展開されていく。パキパキとして脂を落としたタイトなグルーヴながらも力強く、そして常にスピート感があるプレイでメインタイムに相応しいセットだが、いつも以上にテクノと言う硬派な音を前面に出しているように感じられた。"Future (Kenny Larkin Tension Mix)"のように硬くてエグいテクノでゴリゴリを攻めながら、真夜中のピークタイムは一向に緊張を緩める事なくハウシーなグルーヴや抜けの民族的な抜けの良いパーカッションを織り交ぜつつも、やはりテクノと言う言葉がしっくりくる怒涛のセットで上げの状態が続いていた。中には恍惚のベース音が反復するエレクトロ・ハウスな曲もかかったり、思っていたよりも派手な展開もあったりと快楽的な世界へと引きこむ瞬間もあったが、また同時にボーカルが入っていた曲も多くかかり妖艶な世界観を演出していたと思う。しかし後半はディープ・ハウスやディスコクラシックにテクノの名曲まで繋ぎ合わせ、井上薫らしいクロスオーヴァーな音楽感が十分に繰り広げられた。フロアの皆で大合唱したくなるようなディスコ名曲の"Relight My Fire"、空高く飛翔する高揚感のあるテクノの"Acdise #2"、優雅でアーバンなディープ・ハウスの"Soldiers (Ben Watt Remix)"、ラテンで爽快感を伴うソウルフルな”Elevation”など息もつかせぬクラシック攻めでパーティーは最高潮の時間を迎えていた。

最後に登場したのは白石隆之。井上氏が後半にディスコを多用していたので白石氏がどう繋げるか考えていたそうだが、まさかクラブのメインフロアで初っ端Terry Rileyの"A Rainbow in Curved Air"が聴けるとは誰も想像出来ないだろう。そこにディスコ物を被せつつエフェクトを使用しながら創造をするように独創的なハウス/テクノをプレイしていく。それまでは熱狂的に盛り上がり火照ったフロアを、今度は冷水を浴びせかけるようにフロアを冷ましながら、しかし紳士的にも丁寧なプレイでグルーヴィーに曲を繋げていく。享楽的なり俗世的なりそんな世界から解脱したような厳かなプレイは決して大箱受けするような内容ではないが、Air位のDJとリスナーとの距離が程近い箱ではあのような観念的な音も受け入れられるに違いない。随分と無駄な音を削ぎ落したスッキリしたトラックを使いながらも精神的にある重みのあるプレイから、後半からは"Spastik"や"Throw"などの大ネタも繰り出してアッパーな流れも見受けられたが、やはりそこで両手を挙げて馬鹿騒ぎするでもなくどこか思慮的なのは白石氏の特徴なのだろう。黙々と白石氏が生み出す重苦しい重力場のあるフロアで踊りつつ、6時半にパーティーは終了。groundrhythmと言うパーティーでは意外な人選となる白石隆之だったが、レギュラーパーティーに新しい息吹を取り込む意味においても面白い一夜であったと思う。

■Groundrhythm 2 Mixed By Kaoru Inoue(過去レビュー)
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