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ドイツはMojubaやEssaysにてディープ・ハウスからダブ・ハウス、またはピアノに焦点を当てたクラシカルな作風まで手掛ける若手の注目株であるSven Weisemann。年齢的に若手とは言えどもかなりの量の作品をリリースしており、既に高い評価を獲得している。特に深くスモーキーな音響ハウスには定評があるものの、このDesolate名義では時流の音であるダブ・ステップをも意識したダブなテクノが強く出ているように感じられる。"Actaeon"はゆったりとはしながらもダブ・ステップのリズムを取り込み、全体としての様相は上層でメランコリーを誘うパッドがゆったりと広がっていて、夢の中に居続けるような朧気な音響がドリーミーで心地良い。"Yearning"なんかも深くリヴァーブがかかったリズムがかかったダブ・ステップのリズムを刻んでいるが、音のぬちょぬちょした湿り具合や妖艶な声が入るのを聴くと、レゲエやダブの気怠さにも通じるものがあるなと思いつつほぼBasic Channel化してなくもないような。一転して"Bitter Grief"はメランコリーなメロディーを生かしたダウンテンポな作品だが、ここでもリヴァーブがかった深い音響や夢見心地のアンビエンスが鳴っており、静謐な物悲しさは最上級だ。どれもSvenらしいメランコリーやシネマティックな性質があり、フロアから適度な距離を置いた作品においてもSvenの手腕は発揮されていると思う。ついでだがレーベルの公式サイトで試聴した限りでは33回転で聴くのが正しいようだが、しかし45回転で聴いても違和感が無いので、正直なところ正しい回転数が分からない。



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