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Sad City - You Will Soon Find That Life Is Wonderful (Phonica Records Special Edtions:PHONICASPECED003)
Sad City - You Will Soon Find That Life Is Wonderful

ジャケットの美しいデザインが目に止まり試聴したところ、夕暮れ時の郷愁を帯びたバレアリックな音が期待通りだった為に即購入したのが本作。グラスゴー在住のGary CaruthによるSad Cityと言うプロジェクトだそうで、2011年にリリースしたデビュー作の"Gestures"に続いての2枚目となる作品になるが、お世辞抜きにして全く外れの無い4曲が収録されている。基本的なスタイルとしてはドローン的な霞がかった音響と胸を締め付ける懐メロで包み込む音楽ではあるが、サイケデリックなギター風シンセの層を作りながら、そこに童話を語るようなボイスサンプルを散りばめた"Polymath"にはまるで昔のBorads Of Canadaをも思わせる極彩色のサイケデリアが存在する。"Easing"はリズムが入っている分だけより具体化しているようではあるが、揺らめくシンセにはぐにゃぐにゃと視界を歪ますようなトリッピーな効果があり、得も言われぬ恍惚感を生み出している。そして裏面にはガチャガチャとしたリズムが入ってエレクトロニカ的な音も聞かせながら、牧歌的なメロディーが地平まで広がるゆったりとしたハウスの"What I Talk About"と、そして"「世界の素晴らしさに気付くだろう」と言う曲名が示唆的な鎮静とした佇まいながらも凛とした美しさを描くタイトル曲を収録。一点の陰りもない神々しく幻想的な景色の前に、ただただ身も心も委ねたくなるバレアリックな空気が満ちている。



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| HOUSE9 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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