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2013/7/6 DAIKANYAMA UNIT 9TH ANNIVERSARY LOS HERMANOS -SOUL SAVER LIVE- supported by PRIMITIVE INC. & METAMORPHOSE @ Unit
早いものでUnitも遂に開業9周年。今週から来週にかけてはその記念パーティーを数度に渡り開催しているが、2日目はPRIMITIVE INC.とMETAMORPHOSEがサポートを行い、デトロイトからはLos Hermanosに日本からはHiroshi Watanabe、Calm、Ametsub、Inner Scienceらが出演した。Los HermanosはSoul Saver Liveを銘打ったライブを予定し、Inner Scienceもライブ出演と、普段のパーティーよりもライブが打ち出されているのが9周年のパーティーらしく楽しみであった。
最初のDJはAmetsub。テックでディープ、闇の奥深くまで潜っていくような厚みがあって荘厳なテクノをプレイしていて、5月に聴いた時よりも更にテクノ色が強い。パーティーの最初なのでBPM的に上げる事はしないが音の重厚感で攻めめつつ、後半は恐らくAkufenの曲なんかもプレイしてコミカルな展開もあり、面白いプレイが聴けた。

そして早くもHiroshi Watanabeが登場すると、最初から飛ばしてきてかなりテンションが上がっている事が即座に伝わった。アニバーサリーに触発されたのだろう、音数の密度は高く、音の質は硬く、常にシンセのメロディーが入りながらフロアと言う空間の隅々まで音で埋め尽くしていく。硬いキックやパーカッションが打ち鳴らされながらも、上の方でトランス感覚を呼び覚ます情熱的なシンセがレイヤーとなり降り注いで、快楽度の高さは随一だ。この日のワタナベさんの感情の吐き出し方は尋常ならざるもので、テクノの音にあれだけ熱い情熱を込めて自分の世界に没頭するDJはそう多くはないだろう。後半は曲そのものをじっくり聴かせるプレイへと変わったが、余りにも美し過ぎるスケールの大きいテクノが続いていてKaitoっぽい展開だなと感じいていたところ、本人から後で聴いた話ではやはり後半は殆どKaitoの新曲をプレイしていたそうで。ニューアルバムも相当期待出来そうな予感がする。

ワタナベさんのプレイでフロアも盛り上がり人でいっぱいに埋め尽くされた時間で、遂にLos Hermanosが登場。キーボードとDJを担当するGerald Mitchellが中心に、左にドラマー、右にベーシストの3人体制。Soul Saver Liveとは一体何なのか、普段と何が異なるのかと蓋を開けると、最初の3〜4曲は多分打ち込みは全く使用せずに全て生演奏だけでプレイをしていた。聞き慣れない曲で新曲なのかカバーなのか皆目検討はつかなかったが、Pファンクやフュージョンを意識したであろう黒人ノリが非常に強い。Geraldはボコーダーを通して歌いまくるし、キーボード&ベース&ドラムの自由度を残したフリーセッション的な演奏は、普段のクラブトラック的な曲よりも好き放題楽しんで演奏しているのが伝わってきた。きっと彼等自身のルーツと再度向き合ってみたと言う事なのだろう。そして後半出だしの"Central Nervous Systems"からはCDJで打ち込みも使用しながらいつものヒット曲のオンパレードへと突入し、4つ打ちが強いダンストラックライブでフロアも一気に盛り上がりを見せていた。"Resurrection 2011 Remix"、"Bellydancer"、"Baby Ooh"、"Birth Of 3000"、"Queztal"などを続けざまにプレイしていたが、オリジナルよりもエレピやシンセの音を前面に出したGeraldのコード展開プレイのおかげで、やはりテクノでありながらフュージョン的な要素が強くなるのがこの人達の素なのだろう。ベースもぶいぶいとファンキーな音を鳴らしていて、Geraldも束縛から解放されたようにキーボードを操り華麗な音を発し、熱いソウルを感じさせながらもポジティブな気持ちになれるライブだった。最後はお約束のフュージョン風"Jaguar"で1時間のライブはあっと言う間に終了。

続いてもInner Scienceによるライブ。この前が非常に人間臭いライブだったのとは対称的に、Inner Scienceは如何にも機械的な音によるライブではありながらも、そこに冷たさと言うモノは全く感じない。宝石のように綺麗で美しい音がそこかしこに散りばめられていて、4つ打ちの形成と解体を繰り返しながらInner Scienceにしか出せない音になっているのは明白だ。しっかりと踊れるリズムで適度にグルーヴも脈打つものの、肉体に刺激を与えるようなものではなく、揺蕩うグルーヴに身を任せて自然と体が動くようなグルーヴ感。上モノは繊細な極彩色の光を発しながらエレガントに浮遊しており、何とも程良い浮遊感覚にフロアは包まれていた。

最後はトリが似合うDJ、Calm。正直この時間帯になるとフロアからは人が捌けて結構空いている状態になっているが、まだ残っているコアな客層がついてくるフロアの雰囲気は良いヴァイブスに包まれていた。Calmが最初にかけたのはRaiders Of The Lost ARPの"Beyond The Dark"、朝方の徐々に解放される意識にぴったりなブギーでコズミックな曲だ。そこから間違いでなければ"Japanese Synchro System (Gerald Mitchell Progressive Mix)"をプレイしていたと思うが、Los Hermanosが出演していたパーティーに合わせたのだろう。とてもエモーショナルでデトロイト・テクノに通じる望郷への思いが込み上げる素晴らしい曲だ。その後もCalmらしい嫌味の全く無いポジティブなテクノ/ハウスを、曲そのものの良さがダイレクトに伝わるように丁寧ねミックスをし、綺麗で清々しい音がフロアに響き渡っていた。Calm自身が主宰するパーティーとは違ってこの日は流石にミックスをしているものの、派手なミックスをせずに疲労の溜まった体を労るプレイは適材適所と言う表現が相応しい。コテコテなソウルフルハウスの"The Colour Of Love (Underground Resistance Mix)"やアンコールでの"Do U Luv Me"など、心温まる選曲も聴けて朝方の空気をたっぷりと全身で浴びてパーティーは終了。9周年と言う大舞台に相応しいアーティストが集結し、それぞれの持ち味もしっかりと体感出来るパーティーで楽しく過ごす事が出来た。

■Los Hermanos - On Another Level(過去レビュー)
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