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Kuniyuki Takahashi - Remixed Vol.2 (Mule Musiq:mmcd43)
Kuniyuki Takahashi - Remixed Vol.2
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北海道を拠点に世界へと飛翔した高橋クニユキ。その生命力が満ち足りたオーガニックなハウス・ミュージックは世界からも高い評価を獲得し、そこからアーティストとして多くの交流が生まれた結果として"Remixed"(過去ビュー)と言うリミックス作品が結実したのが2008年。本作はリミックス集としてその続編にあたるが、Joe ClaussellやLarry Heardと言った以前からクニユキを高く評価しているアーティストや、Roman FlugelにDJ Sprinklesらベテラン勢、Barnt(=Magazine)らニューカマーによるリミックスに加え自身によるリミックスも収録している。前もって述べておくとそれらの楽曲群は既にアナログ化されているものの、全てを揃える事の費用的な問題も考慮すれば、こうやってCDとして纏められた事自体は非常にありがたい。さて、本作では同じ曲を複数のアーティストがリミックスしており、その違いを楽しむのも醍醐味の一つだ。エレクトロニックな音に繊細な強弱をつけながら覚醒的なテックハウスに仕上げた"Earth Beats (Roman Flugel Remix)"に対し、原曲の儚いギターアルペジオを生かして端正なディープ・ハウスへと深化させた"Earth Beats (Fingers Deep Mix)"、そして辿々しいリズムを刻むチープなドラムマシンの音に奇妙な電子音によるメロディーが絡む蠱惑的な"Earth Beats (Magazine Remix)"と、三者三様に自身の音へと染め上げたリミックスを披露しているのは端的な例だろう。またクニユキによるセルフリミックスは、例えばアンビエントなり例えばダンスグルーヴなりと、より一方面への音楽性を前に進めつつも人情味溢れる温かい血潮は失っていない。そんな中で最大限に愛を込めてクニユキの世界観を拡張させたのが"All These Things (Joe Claussell Remix)"だろう。原曲の切ないピアノの音粒が滴り落ちるジャジーな作風を引き継ぎつつも、22分超えの7楽章にまで拡大解釈した壮大な展開を繰り広げるリミックスは、Martin Luther King Jr.の有名な説法も導入されて霊的な力も携えたコズミックなディープ・ハウスへと世界を広げている。Joeのスピリチュアルな性質に染まった圧倒的なまでに神々しい世界観に対し、謙虚な気持ちでその聖なる音を一身に受け入れたくなる至高の曲だ。同じ曲のリミックスが多いのは少々気になるところではあるが、リミキサー自体に確かな才能を持つアーティストが招かれている事もあり、クニユキとの高い親和性を持ちつつバラエティーに富んだリミックス集となっている。

Check "Kuniyuki Takahashi"

Tracklistは続きで。
Disc 1
1. Earth Beats (Roman Flugel Remix)
2. Between Shadow And Lights (Barnt Remix)
3. Earth Beats - (Magazine Remix)
4. Between Shadow And Lights (Dj Sprinkles Light Out Dub)
5. Between Shadow And Lights (Kuniyuki Remix)
6. Shout (Kuniyuki 12" Version)
7. Session 2 (Von Spar Remix)

Disc 2
1. All These Things (Kuniyuki Ambient Version)
2. All These Things (Joe Claussell Remix)
3. Earth Beats (Fingers Ambient Mix)
4. Earth Beats (Fingers Deep Mix)
5. Earth Beats (Fingers Acid Edit)
| HOUSE9 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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