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Tornado Wallace - Thinking Allowed (Remixed) (ESP Institute:ESP015B)
Tornado Wallace - Thinking Allowed (Remixed)

2012年は鳴りを潜め作品のリリースは1枚も無かったものの、今年になって活動が活発化し変名でのリリースを含めると本作が4枚目となるTornado Wallace。本作は年初にリリースしたEPである"Thinking Allowed"のリミックス盤であり、まだ詳細不明の新人?であるNina AmnesiaとESP Institute繋がりでサイケ・ユニットであるPharoahsがリミックスを提供している。さて、オリジナル盤は生っぽくブギーな持ち味を活かしたシンセディスコな作風だったが、このリミックス盤では幾分かモダン化させてよりフロアに適応した作風が見所だ。Nina Amnesiaとは一体誰なのかと言う疑問については解決出来ないが、"Bit One (Nina Amnesia Remix)"のいきなりアシッド・ハウスのようなウニョウニョしたシンセが入ってくる流れからして心が湧き踊る。そこから残響の強いバレアリックなシンセや奇妙なコズミック系のシンセが被さり、フローティングな感覚に包まれた陽気でトリッピーな世界へと流れ込む展開だが、ゆったりとしながらも滑らかなグルーヴと深さを感じせる音像はディープ・ハウスと呼んでも差支えはないだろう。"Thinking Allowed (Pharoahs Remix)"の方も原曲よりビートのエレクトロニック度を強めた分だけハウス化の傾向はあるが、その一方ではマリンバの柔和なリフやサクソフォンかと思われる有機的なメロディーを用いたり揺らめく幻想的なシンセを導入する事で、艶かしく怪しいサイケデリアを生み出す事に成功している。オリジナルから棘々しさを濾過し温かいサイケに染め上げており、サイケ・ユニットであると言うPharoahの個性が如実に表現されたリミックスだ。

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