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Juan Atkins & Moritz von Oswald - Borderland (Tresor Records:Tresor.262CD)
Juan Atkins & Moritz von Oswald - Borderland
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テクノの聖地とでも呼ぶべきベルリンとデトロイトから、またそれぞれの地のオリジネーターであるMoritz von OswaldとJuan Atkinsが奇跡的な邂逅を果たしてから20年。よもや再度コラボレートする事など夢にも思っていなかったが、彼等は長年の経験から生まれた円熟を携えて還ってきた。先ず以て述べておくと、この大きなネームバリューを持つプロジェクトから想像するような大仰で派手な作品どころか、真逆の一聴して地味で落ち着いた佇まいのあるテクノだと言う事だ。例えばJuanが手掛けた"Deep Space"のミニマルかつファンクな宇宙感覚とMoritzが近年取り組んでいる有機的かつ流動的なジャムセッションが、自然と溶け合わさった延長線上の作風と言っても良いだろう。ベースとなるリズムトラックだけを聴けばミニマルに抑制されたシンプルな4つ打ちを刻んでいるのだが、本作での肝はやはり上モノの繊細な電子音が生み出す浮遊感とデトロイトの黒いジャジー/ファンクな感覚だろう。揺蕩うように多種多様の楽天的な電子音が浮かび上がっては消え、明確なメロディーをなぞる事もなく透明感のある音が流れるように可変的に変化し、ある音に至っては虫の鳴き声にも近いフィールドレコーディングを思わせる有機的な鳴り方をしている。ジャズを想起させるこのインプロビゼーション的な電子音には、Moritzらしい空間の奥を感じさせるダブの音響も施されており、その効果も抑圧から解き放たれた開放的な方面へと向かっているのだ。アルバムを通して代わり映えの無い景色が少しずつ変化をするような地味な展開ではあるが、全体を通して刺々しさや重みが全く無い清々しい程の快適性が通底しており、変化の少なさから生まれる気怠ささえもが心地良いのだ。重力から解放された無限の宇宙へと向かい、そこで音を弄れるように二人がセッションをしたような、そんな自由なアルバムだ。



Check "Juan Atkins" & "Moritz Von Oswald"
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