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2013/9/20 号外 @ Grassroots
高円寺の小さな小さなクラブ、と言うよりは酒と音楽好きが集まる酔いどれ酒場・Grassroots。あまりにも個性的で手作り感丸出しな内装と、とても小さなフロアとバーカウンターが一体型の箱は、友達の部屋に遊びに来ました的な感覚が強くクラブと呼ぶには語弊があるかもしれない。そんな不思議な魅力を放つ箱に、久しぶりにAlex From TokyoがMax Essaと共に帰還し、ニコイチ(56 & ムキムキテラちゃん)が一緒になって温かい一夜を作り上げた。
寝過ごした為に26時過ぎに現地入りしたところ、既にAlex From TokyoがDJブースに入ってプレイをしていた。この時点で狭いフロアには人がぎゅうぎゅうに入っており、GrassrootsでAlexとMax Essaが聴けるのを嗅ぎ付けた酒好き&音好きが集まっていたのだろう。いつものように体を大きく揺さぶりながらプレイしていたが、狭いDJブースでは少々窮屈にも見え、何となく普段よりは揺さぶりもおとなしかったように見えた。が「Grassrootsに帰ってきましたー!」と時折スピーチを入れながらDJをする点においては全く変わりはなく、本人も楽しそうにプレイする姿を見ると客もどうしたって心がウキウキするものだ。音自体はスムースで幽玄なテックハウス中心に上下の揺さぶりが強いグルーヴでダイナミックなものの、Grassrootsでの音と言うものは仄かに温かく湿っぽい質感が前面に出てくるようだった。大きなクラブでのスケールの大きいプレイとは対照的な優しくソフトな音と展開が、Grassrootsのフロアをじんわりと温め場末の酒場的な感覚を生み出し、クラブとは感じさせない友達の部屋でホームパーティーをしているような空気を作り上げるのだ。

その後はMax Essaが南国風の爽やかな歌モノハウスや湿り気を帯びたハウス〜ディスコ選曲などで、上げずに下げずに平坦なグルーヴ感をキープしつつ、ニコイチ(56 & ムキムキテラちゃん)もAlex From Tokyoも朝まで何度か交代しながらプレイを続けていた。場所が場所だけにいかにもクラブです!と言う選曲ではなくて、朝になるに連れてハウスの4つ打ちからも外れだして、繊細なジャズや都会的な煌めきのあるポップスにヒップホップやアコースティックなサーフ系まで色々なジャンルをプレイし自由度が高いのが、やはりこういった小さいパーティーの面白いところだと思う。外が明るくなるに連れフロアも除々に空いてくると、パーティーもそろそろ終わりかなと感傷じみた切ないに気持ちになりつつ、DJもよりビートを落としながらメロウグルーヴを打ち出して落ち着いた朝を迎えていた。最後はAlex From TokyoがEVISBEATSによるメロウヒップホップな"いい時間"や、Pepe Califoniaの多幸感が広がる"Meli-Fali (Tokyo Black Star Extended Re-Edit Version)"をプレイして、心が洗われるようなラストを演出。バカでかい音を浴びて踊りに熱中するパーティーは当然面白いが、時々こんな場末の酒場でだらだらと脱力しながら音と酒に戯れるのも、それはそれで親近感のあるパーティーとして魅力的なのだ。

■DJ Alex From Tokyo - Deep Atmosphere the journey continues(過去レビュー)
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