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2013/9/21 ATOM - Exclusive Live at AIR A Night From Berlin @ Air
ATOM™、Ryo Murakamiによるライブセット、そしてGonno、Keihin、NehanによるDJとパーティーの最初から最後まで硬派なテクノの音に包まれる事が予想される一夜。特にATOM™はBerghainで行われた「GRAND LOOP SET」を特別なライブを披露する事に注目だが、日本のRyo Murakamiも半年ぶりにAirへ帰還して、再度フロアに踊る事を要求せずに震撼させるライブをする事にも期待が集まっている。誰もがテクノと言う括りにありながら、各アーティスト毎に異なるテクノを演出する一夜はどうだったのか。
フロアへ入った頃に丁度NehanからKeihinへとDJは変わっていたが、このパーティー序盤からフロアは真っ暗でDJブースの中に仄かにDJの顔が浮かび上がる位の闇に包まれており、完全にアンダーグラウンドなスタイルのパーティーとして空気は出来上がっていた。そんな中でKeihinはいつものようにタイトで躍動的なリズム感と硬質でマッチョな音質のテクノセットで、みぞおちへボディーブローを食らわすようにがっつんがっつんと攻め上げていた。ハードではあるが音は間引かれて引き締まっており、継続する電子的な発信音や闇の奥に繊細なダブ音響が飛び交いダークな世界観を演出し、楽天的なムードが全く無い荒廃した闇だけが広がる。ダブ・ステップとテクノを行き交いながら1時間弱の短い時間をあっと言う間に疾走したが、金属的なテクノセットながらもムキムキした肉体を感じさせるプレイがやはり素晴らしかった。

そして今夜一回目のライブはRyo Murakami。PCとハード機材のエフェクターなどを用いたライブだったと思うが、ここから所謂普通のパーティーで聴けるようなダンス・ミュージックは一切出てこない。なかなか他にこんなライブを行うアーティストがいないので言葉で表現しづらいのだが、8割方ビートが入る事もなく金属的でノイジーな音が徐々に変化させながら、陰鬱な重力場をフロアの中心に生み出すようなインダストリアルさえも感じさせるサウンドスケープを描き出す。枠に収まる事を拒否するかの如く常にその音を不規則に変化させ、ぼんやりと不鮮明な音響が浮かび上がる瞬間もあれば廃墟となった工場跡を思わせる退廃的な瞬間もあり、ただ常に闇の奥底で重苦しく不気味な何かが蠢いている混沌を発していた。体がビリビリと震える圧倒的な重低音を全身で浴びて震撼しつつ、最後の方では呪術的な呻き声のサンプルも被せられより狂っていく感覚が面白かった。誰一人として踊る人がいないライブだが、こんな体験は滅多に出来やしない

そこから30分程誰かがDJセットで間を繋いで、今夜のスペシャルゲストであるATOM™が登場。この頃には身動きも出来ない程にフロアには人が集まっていて、流石に苦しかったのでDJブース裏へ避難して音だけを聴く事に。「GRAND LOOP SET」なるものが何を意味するのかは分からないのだが、恐らく様々な短いループを重ね合わせたライブセットであったように思われる。ビキビキとした鮮明な音を用いて単純なループを重ねては抜き、それを終始グルーヴが切れないように継続させるライブ。Ryo Murakamiの形の無いライブとは対照的な、ある意味では単純なループの抜き差しによる単純な構成と安定した4つ打ちを刻むリズムでがっつりと踊らせる。延髄を刺激するファンキーなアシッドサウンドは非常にエグく、また如何にもハードウェア的な分厚い電子音は快楽的で、完全に反復を基調として型にはまらせるライブながらもフロアは常に大賑わいだった。

パーティーの最後を務めたのはGonno。ライブで盛り上がった会場のテンションを引き継いで前半からハードかつアッパーなテクノセットで押していくも、Gonnoのプレイは単純な4つ打ちだけに陥らないのが面白い。つんのめるように4つ打ちを崩したトラック、またはシャッフルするバウンシーなトラックなどリズムにも幅を持たせて、単純なミニマル性よりもバラエティー豊かな音楽性で楽しさを強く感じさせる。また常に多幸感に溢れたシンセ音が上の方で鳴っていて、それまでの闇に支配され混沌としたフロアから一転してポジティヴな空気が広がり、緊張感よりも楽天的な印象を強く受けた。ラスト間際では快楽の螺旋階段を上り詰めるGonno自身の"Are You Asleep"もプレイして、幻想的なトランス感に包み込みながらパーティーの幕を閉じた。

と思いきやアフターアワーズではHarukaとUniversal Indiannが参戦し、フロアには多くの人が残りまだまだパーティーは終わらない。6時からはHarukaがDJを務めていたが、彼らしいアトモスフェリックで繊細なアンビエンスを発散しながら、徐々に深いダブテクノ・セットへと突入。微かな深い残響音とバウンシーな躍動感はあるが、アフターアワーズを意識した繊細さも兼ね備えた音響がフロアに響き渡る。正直体はくたくた、眠気に襲われ意識は朦朧としつつも、Harukaの覚醒的かつ快楽的なプレイにゾンビ化した人達の足音はまだまだ止まらない。7時近くにはアグレッシヴさを増しながら上げ目のテクノセットに移り変わるも、疲労困憊の為フロアを離脱。最初から最後まで完全にテクノと言う音で統一されていたせいもあるが、フロアも終始真っ暗で時折ストロボ・フラッシュの閃光が差し込むアンダーグラウンドな雰囲気が刺激的で、音楽も雰囲気もとても格好良いパーティーであった。
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