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Unknown - Clubmate 001 (Clubmate:CMATE-001)
CLUBMATE 001

ドイツの音響系ディープ・ハウスでは高い評価得ているMojuba。デトロイト・テクノやシカゴ・ハウスからの強い影響を作品に投影しているが、そこに共振するものがあったのか日本のSTEREOCiTIもMojubaの専属アーティストとなっている。それを前提として思い込んでいたので、本作が発売された時はその内容に少々驚きがあった。このラベルには何の説明も無いホワイト盤らしき作品は、STEREOCiTIが新たに立ち上げたレーベル・Clubmateの初のアナログであり、そして内容はDavid Moralesらのエディット集である事。デトロイトやシカゴでなくまさかのNY系ハウスできたかと言う意外な作品だが、しかし96年にリリースされたオリジナルが洗練された現在の音に仕上がっているのはお見事。"In De Ghetto"改め"Edit De Ghetto"へと塗り替えられたA面は、元々あった夜の世界へと誘う妖艶な色香は残しつつも、オジリナルの安っぽいパーカッションなどを削り落としながらすっきり無駄を省いたディープ・ハウスへと機能的に進化させている。また展開を適度に抑えた事で、オリジナルのケバケバしさよりもエモーショナルな面が目立って聞こえてくるが特徴だ。裏面にはシカゴ・ハウス方面よりLiz Torresによる"Can't Get Enough"のエディットを2バージョン収録しているが、オリジナルをかなり忠実に守りつつポップ面は削ぎ落としながら、DJツール向けに特化させたエディットを行っている。ディスコ・フィーリングなベースラインやフィルターによる展開が付いているため、シカゴ・ハウスのチープな音質さえもが荒々しい狂った感覚を掻き立てている。膨大に生産されるエディット物は粗悪な作品も多いが、流石STEREOCiTIが手掛けているだけあってDJでなくともホームで聴いても楽しめる内容だ。

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| HOUSE9 | 15:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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