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Takuya Yamashita - Daybreak (Mirko Loko Remixes) (Cadenza Records:CADENZA 89)
Takuya Yamashita - Daybreak (Mirko Loko Remixes)
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アナログ中心で新作を追いかけていると、デジタルのみでのリリースが増えている現状においてはどうしても隠れた原石がこぼれ落ちてしまう事もある。元々友人からもFunk D'Voidが主宰するOutpost Recordingsから日本人による素晴らしいトラックが配信でリリースされているとは聞いていたものの、結局オリジナルのリリースから一年以上経過しCadenzaからリミックスがアナログでリリースされた時に、ようやくそのアーティストに注目する事が出来た。そのアーティストこそ山下拓也で、"Daybreak"のオジリナルではデトロイト・テクノにも通じるような情緒感が溢れるコード展開と疾走感のある引き締まったリズムトラックで、力強さの中にも熱き感情が迸るトラックを披露していた。そんな曲に興味を持ったのがCazenzaのMirko Lokoで、複数のリミックスを手掛けた上でリリースにも協力してくれたそうで、遂に山下拓也の作品がCadenzaからリリースされたのだ。"Mirko Loko Main Version"は原曲の幻想的なコード展開を用いつつも、リズムは完全に変則的に鳴るパーカッションで上塗りされ、スピード感のある突進力ではなく繊細なパーカッションによるハウシーなグルーヴが強調されたおかげで、甘美なロマンスが前面に出て意識も融解するドラマティックなテクノへと変容している。"Mirko Loko Taiy Version"ではリズムがより荒々しくダイナミックな動きを見せながらも、しかしそのキックは控えめな分だけよりもメロディーの美しさが際立ち、パーティーに於ける朝方の微睡む時間帯にもうっとり夢を見させてくれそうなリミックスとなっている。原曲のイメージがメロディーの形としては残りつつも、曲調を完全にMirko Lokoの個性で上塗りしたリミックスとして素晴らしい出来だ。



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