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Steven Tang - Disconnect To Connect (Smallville Records:SMALLVILLE CD07)
Steven Tang - Disconnect To Connect
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ドイツと言えばテクノ帝国な印象もあるが、以前から述べているようにディープ・ハウスに於いても新旧の音楽性を網羅しながら高い質を誇っている。Lawrenceらが運営するドイツはハンブルクのSmallville Recordsもまだ歴史は浅いながらも、デトロイトやシカゴなどUS産ハウスへの情熱を帯びつつ、現在の音にもフィットさせた無垢で端正なハウスで高い評価を得ている。そんなレーベルも今まではヨーロッパのアーティストを手掛けていたものの、ここにきてシカゴからのSteven Tangの作品をリリースするに至った。Tangは1998年頃から細々と作品をリリースしていたベテランのようで、本作にてようやくの初のアルバムとなっている。シカゴ発のアーティストらしく音自体はどこか乾いて質素な質感もあるのだが、しかし雰囲気としてはデトロイトの情熱的な面を仄かに漂わせ、そしてレーベルの性質である透明感のあるピュアなハウスに傾倒している。オープニングとクローズでは叙事詩の始まりと終わりを示唆するように、アンビエント風な曲でゆったりと流れを作っている。その間には精錬を重ね不純物を排したように透明感のあるシンセが幽玄なメロディーをなぞりながら、シカゴ・ハウスの生々しいリズムやアシッドのベースラインも主張した曲が並び、つまりはLarry Heardを未来へと継承する音楽性が感じられる。Heardらしい孤独感もあるが、単に後継と言うだけでなくテクノとハウスの中庸を進みつつ、より未来的な世界観を持って前進する意志が感じられるのが、Tangの注目すべき点だろう。オールド・スクールとモダンの邂逅と言うべきか、控えめな作風ながらも素晴らしい。

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