CALENDAR
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< September 2019 >>
RECOMMEND
RECOMMEND
I KNOW YOU LIKE IT(アイ・ノウ・ユー・ライク・イット)
I KNOW YOU LIKE IT(アイ・ノウ・ユー・ライク・イット) (JUGEMレビュー »)
Shinichiro Yokota,横田信一郎 Shinichiro Yokota,横田信一郎 Shinichiro Yokota
RECOMMEND
MEZZANINE REMIX TAPES 98 [12 inch Analog]
MEZZANINE REMIX TAPES 98 [12 inch Analog] (JUGEMレビュー »)
Massive Attack
名作MEZZANINEリリース時に予定されていたマッド・プロフェッサーによるダブ・バージョンが、今になりリリース。こちらはアナログ盤。
RECOMMEND
Mezzanine
Mezzanine (JUGEMレビュー »)
Massive Attack
メザニーンのリマスターに、上記のダブバージョンを合わせたCD2枚組。
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
FRKWYS Vol.15: serenitatem
FRKWYS Vol.15: serenitatem (JUGEMレビュー »)
VISIBLE CLOAKS,YOSHIO OJIMA,SATSUKI SHIBANO
MOBILE
qrcode
SPONSORED LINKS
<< Steven Tang - Disconnect To Connect (Smallville Records:SMALLVILLE CD07) | main | 2013/10/26 DAWD Vol.5 @ Oath >>
2013/10/25 VOLTAGE @ Air
一年に一度のハロウィンパーティー。都内各地で国内外のアーティストが集結しハロウィンを盛り上げるのだが、今回気になっていたのは恐らくAIRには初出演となるアシッド・ハウスの世界遺産であるHardfloor。やはり好きなアーティストは好きなクラブで聴きたいと思っていたので、この機会は逃してならぬと今年のハロウィンはAIRでと決めていた。そして日本からは石野卓球、Q'HEY、DJ Kuriとテクノ一色で固めた面子が出演し、間違いなくお祭りと化すハロウィンパーティーへと足を運んできた。
少々早め、日が変わって半刻程して現地入りすると、やはりハロウィンパーティーの日はいつもより人が多く、多くの人が仮装をしている。自分はこういう事には全く興味はないけれど、パーティーを盛り上げてくれる人がいてこそと思うと、何だか偉いなあと感心してしまう。それはさておき既にQ'HEYがプレイ中でドッカンドッカンとハードテクノをプレイして、フロアは既に大盛り上がり。流行りのBerghain系とは異なり、どっちかと言うとTresor系か、いやいやとにかく往年のハードテクノらしく鋭角的でパンキッシュな音がフロアに打ち込まれるような攻撃性があり、そしてマッチョでタフネスだ。こういう音自体は嫌いではないのだが、基本的に展開と言う展開はなく常にフルスロットル状態な音は、今の自分の耳には生理的に合わなかった。フロアは盛り上がっていたし決して悪いプレイでなかったけど、最近はグルーヴ感重視のミニマルとかファンキーなテクノの方が好みなのだ。

そして満を持してHardfloorが登場すると、フロアの盛り上がりは一層強くなった。TB-303を3台にPCやハードウェアコントローラーなど機材を多数置いてあるだけで、見た目にも壮観なライブ感が出ているのが先ず以て素晴らしい。ライブは序盤からして凶悪なアシッドのベースラインが牙を剥きつつ、シャッフルするファンキーなリズムが体を揺らし、フロアの熱気はいきなりピークへと達していた。特に早いテンポで押しながら太古の祭事を思わせる原始的なパーカションが鳴り響く"Mahogany Roots"、突き抜けるようにブレイクで一気にリズムが抜け、そして再度リズムやアシッドベースが入りだしピークへ上り詰める、テクノにおいては古典的となった手法が全く古くなくかっこいいのだ。ライブの中盤は熱くなったフロアに冷や水を浴びせるように、テンポを落としたヒップホップ風なブレイク・ビーツなどでじっくりと音に耳を傾けさせ、押しと引きの展開を上手い具合に設けていた。そこから終盤に至っては名作が並ぶ怒涛の展開で、Hardfloorファンなら絶頂へと飛ばされる時間帯だっただろう。元祖アシッド・ハウスのPhutureによる不気味なボーカルを取り入れた"Hardfloor Will Survive"、じわじわくるワイルドピッチスタイルの極みである"Acperience"、ややエキゾチックな雰囲気を残しつつもミニマル調にアレンジされた"Yeke Yeke(Hardfloor Dub Remix)"、そして暴力的なアシッドベースが唸りを上げる"Lost In The Silver Box"などで、フロアには奇声と汗が飛び交う正にお祭り騒ぎだった。そして最後には左右にパンされるファンキーなアシッドの中からあのベルの音が浮かび上がる"Circus Bells(Hardfloor Remix)"、狂ったように執拗なアシッドとベルが飛び交い完全なるトランス状態へと導かれた瞬間だった。PCの調子が悪かったのかミスもあったり曲の繋ぎもスムースではなかったものの、TB-303の凶悪なアシッドサウンドは蠱惑的で、シャッフルするファンキーなリズムは血が通ったように生きていて、有無を言わさぬ説得力のあるライブだったと思う。

パーティーの最後を飾ったのは石野卓球だ。卓球を聴くのは随分久しぶりだなと思いつつ、実際に聴いてみればパーティーを盛り上げる術をよく理解しているプレイで、普段は敢えて聴きたいと思わなくても肉体に反応する音ではあった。Hardfloorからの流れを意識したのかアシッド物も使いつつ、卓球らしい煌めくディスコ・サンプルや声ネタが入るトラック中心に洗練とは真逆の泥臭くも骨太でファンキーなプレイで、ハロウィンの派手な雰囲気にも適合しながら享楽的な方面に行き過ぎずにストイックな面も残すバランスの良さは流石だ。途中シカゴ・ハウスの悪そうなトラックも投入したり、ディスコティックな要素だけでなく安っぽいオールド・スクール感も織り交ぜられ、この手の音にはどうしたって反応してしまうものだ。がHardfloorで踊り疲れて途中で眠りに落ちてしまい、結局5時半前にはフロアを出て帰路に就いた。ハロウィンパーティー自体には然程興味はなく、Hardfloorを聴きたかっただけなので熱心に彼らのライブに集中して私は楽しんだが、普段はクラブに来ないような人も気合を入れて盛り上げに来ていたので、パーティー自体は息をするのも苦しい程に盛り上がっていた。そんな意気込みで普段からクラブやパーティーを楽しんでくれる人が増えれば、尚嬉しいと思う。

■Hardfloor - TB Resuscitation(過去レビュー)
Hardfloor - TB Resuscitation
Amazonで詳しく見る
| EVENT REPORT4 | 18:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
スポンサーサイト
| - | 18:00 | - | - | |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://matyu.jugem.jp/trackback/3227
トラックバック