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Rondenion - Luster Grand Hotel (Underground Gallery:UGPLG-0155)
Rondenion - Luster Grand Hotel
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長らくアルバムのリリースを待ちわびていたアーティストがいる。かつて存在した日本のアンダーグラウンドレーベルであるFrogman Recordsから、2001年にHirofumi Goto名義で鮮烈にアルバムデビューしたものの、レーベルの閉鎖と共に一旦は表舞台から姿を消してしまった。しかし名義を変えてシカゴのStill Musicから再デビューを果たすとその才能を認められたのか、Aesthetic AudioやRush HourにFaces Recordsと言った海外の重要レーベルからも作品をリリースし、日本よりも海外にて高い評価を獲得する事になった。そのアーティストこそRondenionであり、日本におけるMoodymann以降のビートダウン・ハウスを追求する新世代のアーティストだ。数年に渡って世界各地のレーベルからEPを発表して培った音楽性は、この初のアルバムにも当然のように活かされており、生っぽいライブ感を生み出す粗雑なサンプリングによるハウス・ミュージックは正にデトロイトやシカゴの荒々しい感覚に繋がっている。それはサンプリングと言う単純なネタの切り貼りを使用し、曲の構成としてはミニマルな展開を軸としているが、そこから生まれるビート感覚は日本人離れしたラフな黒さとなっているのが特徴なのだ。本人曰く「ゴツゴツした感じにしたかった」との事だが、嘘偽りなくその言葉通りに荒ぶれるビート感や生っぽい芳香が漂う音質が、ゴツゴツとした逞しい音楽性へと繋がっている。それだけではない、Rondenionの音楽には男も濡れる甘美なエロスや感情を揺さぶる哀愁に胸が熱くなるファンクネスなど、人間の喜怒哀楽を隠す事なく表現するにようにソウルが込められている。実に人間臭い、人間味のある感情豊かな音楽であり、丁寧に計算はされながらも衝動を吐き出すようなゴツい音楽なのだ。最近のMoodymannが生演奏を主体とし変化した結果、失われてしまったファンキーなサンプリング・ミュージックが、このアルバムには息衝いているように思われる。ファンの期待に必ずや応えてくれる一枚だろう。




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| HOUSE9 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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