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Lord Echo - Curiosities (Bastard Jazz:BJCD05)
Lord Echo - Curiosities
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来日が目前に迫るニュージーランドで活躍するMike Fabulousによるソロプロジェクト・Lord Echo。レゲエをベースに多方向へと音の広がりを見せた2011年のデビュー作"Melodies"(過去レビュー)は世界的にも高い評価を得て、DJのみならず一般のリスナーからも好感を得て大ヒットを記録したようだ。当方が好むテクノでもなくハウスでもなくレゲエを土台としているが、そんな筆者にとってもLord Echoの甘いメロディーと洗練されたレゲエサウンドは耳を魅了し、即座にLord Echoはお気に入りのユニットとなった。そしてそれから2年、満を持してLord Echoの2ndアルバムが到着。基本的にはレゲエを軸にジャズやファンクにソウルやダブなど、前作からの路線に大きな変更は無い。がアルバムの幕開けとなる"Endless Dawn"では、いきなり小気味良いジャジーなリズムにギターやキーボードが被さり、スィングするグルーヴが門出を祝うような高揚感を誘発する。続く"Bohemian Idol"は正にLord Echoらしいラヴァーズ・ロックよろしくなレゲエで、裏打ちのカッティング・ギターとかすれたような甘いボーカルに心酔。更に"Digital Haircut"ではふくよかなパーカッションのリズムとキレのあるギターにはファンクを感じるが、清々しいまでの爽やかな音がからっと心地良く広がる。一方コズミックな電子音が躍動する"Put In My Head"ではアフロなビートが疾走し、Pharoah Sandersのカバーである"The Creator Has A Master Plan"ではもはやバンド・サウンドを活かした円熟味のあるハウスと言った赴きで、その観点からすると随分とダンサンブルになった印象も受けるだろう。また前作に於ける音を絞ったすっきりとした演奏に比べると、本作では少々豊かな音色で装飾し過ぎてしまった感もあり、タイトで身軽なレゲエの雰囲気は若干後退したように聞こえる。これを円熟と捉えるかメジャー化してしまったと捉えるかは微妙なところだが、レゲエファン以外も魅了する都会的なレゲエとしては申し分がないのも確かだ。さて、後はライブで真価を体験するのみだ。



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| ETC4 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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