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2013/12/7 Groundrhythm 11th ANNIVERSARY @ Air
井上薫がレジデントを務めるgroundrhythm。Airがオープンしてからはその場所で最も長く続いているレギュラーパーティーだが、遂に11年目が終わると同時に12年目へと突入する。移り変わりの早いクラブミュージックの業界に於いて10年以上もの継続した活動は簡単なものではないものの、ディープ・ハウス〜テクノと時代と共に音楽性に変化を見せながらコスモポリタンな個性を主張したミュージック・ジャーニー的なDJプレイだからこそ、今でもファンを魅了しながらgroundrhythmは続いている。そして11周年のアニバーサリーは外部からゲストを呼ぶこともなく井上薫によるロングセットがメインとなるパーティーであり、groundrhythmが井上薫と言うアーティストを中心に動いている事を強調する一夜となった。
25時前に現地入りすると都内各所でテクノ系のパーティーが多かったせいか、決して人が多いとはいえないもののgroundrhythmを応援しているであろう客が集まっており、パーティーの雰囲気は良い感じに温まっていた。パーティーの主役となる井上薫は25時半頃にDJブースに登壇。序盤はテクノ色強めな何となくアッパーなセットだったが、飛ばし過ぎる事なく音楽的に柔軟性を持たせて景色が変遷するような流れがあった。野性的な身体を感じさせる鼓動、心を鼓舞するスピリチュアルな響き、テクノとハウスの境目を取り払うようなどちらもとも言えない選曲で真夜中のピークタイムを駆け抜ける。深く潜り込む陶酔感を演出する"Can't Take It (Milton Jackson Remix)"、暗く凶暴なトランス感を生み出す"4 My Peepz (Dubfire Rework)"などいつも以上にテクノ色が強く、ずっしりと重く引き締まったリズムで安定感のあるグルーヴを持続させる。その一方では荒ぶれる野生が顔を覗かせ、次々と投下されるテクノトラックが体の奥底に眠る踊る欲求を呼び起こし、何時の間にかフロアは喧騒へと包まれていく。アニバーサリーと言う背景もあってか、いつも以上に祭事のような興奮を呼び起こす覚醒感が継続し、そんな折に"Spastik (Dubfire Rework)"が投下されればその衝動に逆らう事など出来やしない。結構派手なセットではあるがそれがいやらしい感じになる事もなく、ドラッギーで危うさが漂う音が多く、ギラついたシンセリフが強調されたエレクトロハウスな曲までもが自然と織り込まれ快楽的な空間を演出していた。序盤のピークタイムは"Together"→"Throw"→"French Kiss"→"Groove La Chord"と繋がれた時だろうか、ハードトライバルからデトロイト・テクノやシカゴ・ハウスなどが一緒くたになって興奮の坩堝を作り上げていた。そこからはテクノやハウスもフィルター・ディスコなどもお祭りに相応しい曲を出し惜しみせずに投下されて、アニバーサリーの為にgroundrhythmの集大成としてプレイしている事に気が付かされた。ようやく雰囲気が変わってきたのは4〜5時頃だったろうか、ディスコクラシックの"Relight My Fire"など聴き馴染みのある曲も登場し緊張していた空気も少しずつ和んてきた。と思いきや極彩色の星が飛び散るサイケデリックでハッピーなディスコ・ハウスの"Spend The Day Without You (EYE Remix #1)"では、過剰とも思われる派手な音が空間に満たされ体も痙攣を起こすように震撼する。朝方の緊張感が解けた時間帯のNYハウスやディスコの時間はgroundrhythmではお馴染みとも言えるお約束的な流れではあるが、それを待ち侘びてようやく体験出来た時の至福の感情は言葉に出来やしない。そして再度ユーフォリアに包まれる瞬間が訪れた…それが"Chime"→"Hi-Tech Jazz"→"Do U Luv Me"の余りにも感動的な流れだろう。トラックリストだけ見れば派手なセットに見えるが、あの瞬間あの場所に居た誰もがきっと心震える瞬間だっと思う。その後もgroundrhythm集大成として過去に井上薫がこよなく愛してきたトラックが惜しげもなくプレイされ、ジャンルの壁を越えて世界を巡るようなクロスオーヴァーな音楽性で、ゆったりと上げ下げを繰り返しながらパーティーは続いて行く。ようやくフロアが落ち着きだしたのは朝の9時前、"Love Talkin' (Onur Engin Edit)"や”Thinking Of You”などパーティーの終わりを告げる曲がかかりだした頃。ポップスもロックもレゲエやアフロなどより湿っぽい情感が強くなり、過去のgroundrhythmらしい選曲と言えばそうではあるが、踊り狂った後のほっこり心が温まる選曲が心憎い。

そんなところで予定通りに一旦は9時にプレイが止まるものの、思ったよりもその時間帯でもフロアに人が残っていたためか、アンコールの掛け声によってパーティーは再開。最早ミックスを行うでもなく一曲一曲を大切にプレイするように流していたが、皆もそれを大切に受け止めるように音を耳を傾け、曲が終わる事にフロアでは足踏みがなされアンコールのプレイが再開されていた。結局パーティーが終わったのは朝の10時、DJブースに8時間以上立ち続けフロアを踊らせた井上薫のプレイは、正にgroundrhythmの集大成として相応しい内容だったと思う。何度もgroundrhythmに遊びに言っている当方からすれば、新鮮味と言うよりは過去に体験した事のある流れとして懐かしみを感じるところが多かったが、それにしたって一夜の内に様々なジャンルを纏め上げエモーションとエクスタシーを交錯させる井上薫のプレイは、正にミュージック・ジャーニーと言う表現が相応しい。groundrhythmが外タレを必要とせず11年も続く理由がここにある。

折角なので当方が分かったセットリストを記載。テクノやハウス以外には疎いので記載はしないが、下記以外にもクラシックが多数かかっていた模様。

▲セットリスト
Recloose - Can't Take It (Milton Jackson Remix)
Paperclip People - 4 My Peepz (Dubfire Rework)
Plastikman - Spastik (Dubfire Rework)
Spektre - Together
Paperclip People - Throw
Lil Louis - French Kiss
Aril Brikha - Groove La Chord
Joris Voorn - Secret
Kaoru Inoue - Ground Rhythm (The Backwoods Remix)
Michel Cleis - La mezcla (Roog edit)
The Backwoods - Flying Bugz (Kaoru Inoue Remix)
Tom Trago - Use Me Again
Dan Hartman - Relight My Fire
Cruel Grand Orchestra - Spend The Day Without You (EYE Remix #1)
Louie Vega - Elements Of Life
Orbital - Chime
Galaxy 2 Galaxy - Hi-Tech Jszz
Lil Louis - Do U Luv Me
The Backwoods - Cloud Nine
Chari Chari - Aurora
Gonno - Acdise #2
Round One - I'm Your Brother
Crystal - Heavenly Overtone
Blaze - Elevation
Mademoiselle Caro & Franck Garcia - Soldiers (Ben Watt Remix)
Ashra- Sunrain
Moodymann - The Thief That Stole My Sad Days
Chateau Flight - Cosmic Race
Marvin & Guy - Town
Tatsuro Yamashita - Love Talkin' (Onur Engin Edit)
Paul Weller - Thinking Of You
Seawind - Free
Toto - Africa
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コメント
私も行っていました、Air。
AuroraからのI'm Your Brotherで満足して離脱しましたが、
10時までやっていたのですね。
最新のテクノから懐かしのハウスクラシックまで横断する
幅広いプレイと、それに応えるクラウドの方々、
素晴らしい雰囲気のパーティーでしたね♪
| 久間 | 2013/12/11 12:34 AM |
>久間さん
お久しぶりです。パーティーに来られていたのですね。
疾走するテクノの時間帯から、朝に近づくにつれてクラシックが増えてくる、王道的な流れもありながら抗えない感動がありましたね。みんなで作り上げるパーティーでとても楽しかったです
| マチュ | 2013/12/11 11:43 AM |
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