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Silent Poets - Another Trip From Sun (ANOTHER TRIP:ANTP-001)
Silent Poets - Another Trip From Sun
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日本におけるダウンテンポの先駆者である下田法晴ことSilent Poets。メロウな叙情と湿り気を帯びたダブ処理を施したダウンテンポはMassive Attackへの日本からの回答とも思われるが、決してオーバーグラウンドを行くでもなくその音楽性は実に寡黙で静かに心に火を灯す。そして8年ぶりとなる新作は前作"SUN"(過去レビュー)を解体/再構築したダブアルバムなのだが、元々がダブであった筈なのにこのダブアルバムとは一体?

その謎はこちらのインタビューで本人が述べているのだが、その当時共同プロデューサーとして参加したDJ YellowことAlain Hoが選んだエンジニアが、Silent Poetsとして求めるダブ的センスとは異なっていたと言うのが実情のようだ。結局はその方向性の違いを修正出来ないままアルバムは完成したものの、長らく心の中にはモヤモヤとした違和感が残り続けていたのだろう。

そして2013年、過去の作品でエンジニアを担当していた渡辺省二郎と再度手を組み完成させのたが、この"Another Trip From Sun"だと言う。物悲しくも優雅なストリングスが主張していたオリジナルに対して、このダブアルバムはその通りに残響をより強調し奥行きのある空間演出をする事でダブらしさを引き出している。豪華に纏っていたストリングスなどは残しつつも後退し、踊る欲求を呼び起こすようにダブ処理されたリズムが前面へと出る事で、全体として随分と身が引き締まったように感じられる。当方は決してオリジナル盤を今でも否定はしないが、下田氏が違和感として感じていたのは恐らく綺麗に着飾りすぎていた事なのではないだろうか。そんなオリジナル盤に比べると本作はメランコリーな空気としては変わらないものの、無駄な音は削ぎ落して少ない音が間を強調し、寂静感が美しいメロディーをより際立たせる事になっていると思う。まるで湖畔に朝靄が立ち込めるような幻想的な風景が浮かび上がり、そして淡い朝日が少しずつ差し込んでくる微睡みの時間帯、そんな心地良いムードがあるダブアルバム。目覚めの時がやってきた。

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| ETC3 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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