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Todd Terje - Spiral (Olsen Records:OLS004)
Todd Terje - Spiral
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2012年のメランコリーなディスコ名曲"Inspector Norse"、2013年のサマーブリーズとなった"Strandbar"と立て続けにヒット曲を世に放ち、ノルウェーのコズミック・ディスコ方面では最も注目を集めているTodd Terje。キラキラとした眩い光を放ちロマンティックなディスコを聞かせる作風が十八番だが、2013年の暮れにとどめとでも言うべき作品をリリースした。それが本作、"Spiral"と"Q"のたった2曲を収録したEPだが、ここでもTerjeによる涙が零れ落ちそうになるロマンティックなディスコを我が物としている。特に涙を誘うのが"Spiral"で、パーカッシヴなリズムが先導する長いイントロで焦らされた後に徐々にシンセのシーケンスが現れ、下から持ち上げるようにディスコティックなベースラインが浮かび上がり、エレクトロニックなアルペジオの反復やらシンセのコードなどが被さる…つまりはDJ仕様に則した単純な展開の上に非常に豪華に装飾されたコズミック・ディスコではあるが、これだけコテコテな作品にもかかわらずむさ苦しさは一切感じさせない。それどころか何度でもターンテーブルをリピートさせる程に、哀愁が込み上げ琴線に触れる麻薬的な感動が詰まっていて、"Strandbar"が夏向けの曲であれば"Spiral"は秋の郷愁と言えるだろう。もう1曲の"Q"は対照的に開放感と疾走感が勝っているニュー・ディスコで、やはりこちらも肝となるのは耳に残るトランシーなシンセのリフ。トランシーではあるが悪っぽくなく洗練された清潔なサウンドが疾走し、広大な空へとふわっと飛翔していくような爽快さに身も軽くなる。さて、もう準備は万端だろう、残すは今年に予定されている初のアルバムに期待が高まる。

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| HOUSE9 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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