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Pablo Valentino - Friends Say So (Faces Records:FACES 1214)
Pablo Valentino - Friends Say So
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Creative Swing Alliance名義でもEndless FlightやTsuba Recordsと言ったディープ・ハウス系のレーベルから作品をリリースするPablo Valentinoは、自身でFaces Recordsを主宰し世界各国のアーティストを世に送り出しているが、あくまでレーベルを主宰する立場の方が目立っていたように思われる。しかし本作で遂にソロ名義で自身のレーベルから作品をリリースするに至ったが、制作面に於ける能力も決して見過ごす事は出来ないだろう。バーストしたボトムラインから始まりサンプリングしたボーカルが執拗に繰り返される"Friends Say So"だが、妖艶なストリングスが揺らめきながら地味に脈打つトラックで、デトロイト・ビートダウンのように終始暗いムードを保ちながらもソウルフルな感覚が通底している。"What Does It Take"はハンドクラップやぶっといキックが90年代のミドルスクールなハウスと言った味付けで、そこにソウルフルなボーカルや力強いシンセやベースを絡ませ、全体として弾むような感覚の強いフロア向けトラックになっている。レーベルメイトとして交流のあるKez YMと共作した"Mainline"は特に素晴らしく、ディスコネタをサンプリングした上に華麗なストリングスを絡ませたミニマル・ディスコとでも言うべき作風で、ゆったりとしたグルーヴながらも黒い濁流に飲み込まれるような優雅な力強さがある。やはりトラックメーカーとしてもレーベル性から感じられるソウルやディスコと言った黒人音楽が根底に見受けられ、ミニマルな作風ではありながらも感情を熱くするエモーショナルな音が特徴だろう。MCDEの共同主宰者…と言う後押しも既に不要な程に、アーティストとしても注目されるべき才能だ。



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