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2013/12/21 PRIMITIVE INC. & UNIT presents KOMPAKT.JAPAN 05 20th Anniversary edition KAITO "Until the End of Time" Release Party @ Unit
今年はドイツはケルンのテクノレーベル・Kompaktの20周年。年内にあるのかないのか微妙だったものの、紆余曲折の末ようやくレーベル20周年記念とKaitoのアルバムリリース記念を合わせたKompakt Japanの開催が決まった。今までにもKompaktの人気アーティストを招待し開催を続けていたが、今回はデンマークの新星・Taragana Pyjaramaを招待。弱冠22歳ながらも一枚のEPがKompaktに認められ、2012年にはKompaktよりデビューアルバムもリリースしている。そして日本のKompaktと言えばHiroshi WatanabeことKaito。今回は何と90分にも及ぶライブを行うと言う事で、いつも以上に特別にKaitoがフォーカスされるパーティーとなっていた。
現地入りした頃にはSlopy & Miyaと言う二人組がDJをしていたが、既にこの時点で程良く人が入っていて今夜は良さそうなパーティーになる前兆は感じられた。友達が多く来ていてお喋りしていたのでじっくりプレイを聴く事が出来なかったものの、終盤から疾走しながら白色光に包まれる"Heavenly Overtone (Vakula Remix)"、目眩を催すサイケデリックな"The Sky Was Pink (James Holden Remix)"など大ネタも飛び出していて、高揚感を煽りつつ最後にはKaitoの初期名曲”Awekening”も飛び出すなど、がっつりテクノ色強めで盛り上げていた。

そして初来日プレイとなるTaragana Pyjaramaが登場。アルバムの音楽性からはライブ向けのアーティストかなとは思っていたが、今回は敢えてDJとして一時間程のプレイをする事に。Kompaktのアーティストらしく単なる4つ打ちだけに収束しない変幻自在に姿を変えるプレイは、シャッフル系ビートや変則リズムにテクノやエレクトロにポップな歌モノまで何でもあり。前のDJがテクノで押し切って踊らせるプレイだったのに対し、Pyjaramaの方は音と戯れるような世界観があり、その意味では彼のアルバムの世界観を踏襲していると言ってもよいだろう。Kompaktと貪欲に様々な音を吸収するレーベル性と考えると、Pyjaramaのプレイは一心不乱に踊れるテクノセットではないものの、方向性としては間違ってはいない。1時間のプレイだったので全容を把握するには至らなかったが、若さ故の愉快な遊び心は伝わってきた。

■Taragana Pyjarama - Tipped Bowls(過去レビュー)
Taragana Pyjarama - Tipped Bowls
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そして遂にKaitoのライブ。この頃には多くの人でフロアが埋まっており、期待の高さが伺われた。出だし1曲目からこの日初めて公開された新曲をプレイし、Kaitoらしい切ないエレクトロニックな音がプログレッシヴ・ロックの様に大仰かつ自由に咆哮する。音が左右にパンされ、ディレイやエコーを駆使しながら大きな空間を作りつつ、徐々にゆっくりとビートが入り大きな波が動き出す。序盤のピークは"Behind My Life"だったと思うが、アルバムバージョンよりもより攻撃的ながらも朧気なサイケデリアが放出されていて、激情の吐露は以前の比ではない。ライブの構成はビート有りとビートレスの展開が混じっていて、引き潮と満ち潮が交互に迫り来るように踊らせる瞬間と音と対峙する瞬間がやってくる。中盤以降は新作アルバムからの"Run Through The Road In The Fog"、"Sky Is The Limit"、"Until The End Of Time"などダンス仕様なトラックも多目に入ってくるが、Kaitoらしいオーロラが降り注ぐようなシンセ音の幻想的な世界観には言葉を失う程だ。しかし以前のKaitoと異なる点は、野外向けの開放感のあるトラックと言うよりは自分の内面と向き合うようなシリアスなムードに包まれていて、音像も何となく抽象的に聞こえてくる事だ。進化と深化、単に押しだけのライブではなく、よりストーリー性を重視したようなライブは目の前で映画を見ているようにシネマティックである。最後はビートレスながらも愁いの感情が大爆発した曲で呆然と立ち尽くしてしまったが、後でワタナベさんに伺ったところ"Stars Of Snow"のビートレスバージョンだったようだ。ライブではアレンジがされていて幾つか分からない曲もあったが、ライブの醍醐味と言うのはその時そこでしか体験出来ない音を聴ける事であり、そう言った点からも楽しませて頂いた。テクノのライブは良くも悪くも期待されたままの音が出てくる事は多々あるが、今回のKaitoのライブはそう言った期待を裏切りつつHiroshi Watanabeと言う人間の熱い心情を投影させ、聴く者の心に訴えかけるライブだったと思う。

■Kaito - Until The End Of Time(過去レビュー)
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Kaitoライブの後もパーティーは止まらない。Motoki a.k.a. Shameが勢い良くディープ・ハウス〜テック・ハウス周辺の洗練された選曲で攻めるが、ボーカル入りの曲も使用して妖艶にフロアを彩っていく。棘のない綺麗目の音で纏めつつも、滑らかで丁寧に流れを作りながらもハウシーなグルーヴ感を継続し、派手ではないのだが普遍的にも思えるプレイは安定感があって心地良く踊る事が出来た。それまでの時間帯が半ばリスニングとダンスが半々と言った感じだったので、ようやくダンスに没頭出来る時間帯が朝方に用意されていたのは嬉しい限り。徐々にテクノな音へと移行して上手くフロアの空気を作っていたので、45分だけのプレイ時間ではもったいない位だった。そして最後はFoureal Recordsを主宰するShinya Okamotoが6時までプレイしていたが、こちらはミニマルなシンセリフを活かしたテック・ハウス中心。大きな上げ下げを作るのではなく水平構造を保つようにリフの反復で陶酔感を生み出しながら、深い陶酔に嵌めていく。Kompaktと言うパーティーの音を意識したようなテックな音ながらも、ダンス色強めで絶え間なく体を揺さぶるプレイで、最後は温かくエモーショナルな空気へと変わり朝方の微睡みから目を覚ますプレイで締めくくっていた。
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