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Burial - Rival Dealer (Hyperdub:HDB080)
Burial - Rival Dealer
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2012年の末に突如としてEPをリリースしたものの、その内容が旧体制のダブ・ステップは一線を画すようにクラブ・ミュージックと言う世界から逃れる事を試み、イメージを刷新する事を狙ったBurial。それから一年、2013年の末に再度狙ったようにリリースされた新作は、やはり前作と同様に大作主義かつダブ・ステップと言うジャンルを離れながら変化をしている。10分越えの"Rival Dealer"は一つの曲の中で動と静が激しく切り替わる組曲のようで、レイヴ全盛時代のジャングルの激しいビートが雄叫びを上げながら物哀しいボーカルが暗い陰鬱さを醸し出すが、曲の途中で古びたラジオから音楽が流れてくるような朽ち果てた展開を挟みつつ、終盤では突如として狂騒から目を覚まして静謐なアンビエントへと向かっていく。この何でもありの音楽性はレイヴらしい雑食性を孕んでいるはいるが、決してダブ・ステップの先を行くものではなく、何処か懐古的な印象さえ残している。その懐かしさは"Hiders"に顕著に表れており、賛美歌を思わせる神々しい歌とオルガンで幕を開けるが、途中からは4つ打ちが入り胸がときめく80年代風エレポップへと様変わりする。そして再度10分越えの"Come Down To Us"では彼にとっては意外とも言える普通のダウンテンポを披露しているが、そこには多様なノイズを埋め込みつつもストリングスやシタールで荘厳なムードを作り出し、ダブ・ステップの暗き闇から這い出るように光を求めている。ダブ・ステップの先駆者であったBurialがダブ・ステップを捨て去り向かった先は、決して新機軸の音楽ではないものの表現者としての進化を見せ付けており、予想を裏切りつつも更に期待を抱かせるには十分過ぎる音楽だ。ちなみにアナログは180グラム重量盤で存在感もばっちりなので、買うのであればアナログ盤をお勧めする。

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