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2014/1/17 UNIT / root & branch presents UBIK "THE FIELD JAPAN TOUR 2014" @ Unit
テクノのみならずロックファンも虜にするKompaktのThe Field。昨年には4枚目となるアルバムをリリースし順調な活動を続けているが、そのアルバムではバンド形態を封印しハードウェア中心の作風へと原点回帰。今回の来日公演でも当然バンドセットは封印し、ハードウェアでのライブを披露する事になった。日本からはGonno、Crystal、Inner Scienceら現在クラブシーンで注目を集めるDJや、そして人力ミニマルと称されるNISENNENMONDAIのライブも予定され、その一夜全てが期待されるパーティーとなっていた。
当日は全アーティストのプレイが聴きたかったので早めに行こうと思っていたら、寝過ごしてしまい何とか終電に乗って現地入り。フロアに着いた頃にはInner ScienceのDJは終わっていて、NISENNENMONDAIのライブも終わった瞬間だった。まあそれはそれで仕方ないが、そこから始まったCrystalのプレイは上手い具合にパーティーにはまっていたと思う。The Fieldのライブとなるとどうしても普段はパーティーで遊ばない層が増えるのでどうかと杞憂もあったが、Crystalが良い意味で派手で分り易い選曲をして客をフロアに惹き付け踊らせていた。パキパキとタイトに締まった4つ打ちのリズムを継続させ、キレのある豪華なサウンドのフィルター・ハウスや悪どい雰囲気のアシッド・ハウス、または深く潜っていくようようにミニマルも混ぜつつ派手なエレクトロで刺激したりと、ジャンル的には多方面に拡散させつつもCrystalらしい多幸感が強く表れていた。普段のDJがどうなのかは分からないが、ストイックに突き詰め過ぎる事もなく明るい音を前面に出しながら飽きさせないようにどんどん展開を変えていき、非常にポジティヴな気持ちになれるサウンドを発していたと思う。こういう弾ける楽しさが感じられるプレイならばロックファンにも訴求出来るただろうし、フロアでは実際それなりに多くの人が踊っているのが見受けられた。

The Fieldの出番になるとフロアは人混みで埋まり、やはり期待の高さが伺われた。事前情報の通りにドラム等を含めた3人体制のバンドではなく、Alex Willnerが複数のハードウェアを用いていて一人でプレイするライブとなっており、以前と比べると見た目からも非常にすっきりした構えとなっていた。出だしは最新アルバムからの"No. No..."、スローモーに始まりそして何処か重苦しい空気に包み込まれるような不鮮明なサウンドに、明らかに以前のThe Fieldとは違う印象を受ける。生ドラムが無い事でロックのようなダイナミックな4つ打ちは封印され、逆に水平構造を保つように抑揚されたミニマルが強調され、以前のように分り易い盛り上がりは感じられない。その後も"They Won't See Me"、"Cupid's Head"、"Black Sea"など最新アルバムからの曲をプレイしていたが、印象としてはシューゲイザーらしい不鮮明で淡いノイズでフロアを満たす事で、どんよりした密室空間に閉じ込めるような重苦しい空気が強かった。以前のように明らかに発散していく開放感ではなくライブハウスに閉じ込めるように、そして展開を極力抑えてテクノの正確なリズムを保ちながら淡々と進行していた。恐らくロック的なノリを期待していた客は多かったので序盤は盛り上がっていなかったし、当方も今回は随分とミニマル度を強めて内向的なライブだなと思っていたが、しかしそれが継続する事でずぶずぶと深い陶酔感にはめていくライブは、以前のThe Fieldとは異なる楽しみ方があった。終盤は"Everyday"、"Over The Ice"と人気曲をプレイすると、客の盛り上がりがあからさまに変わっていく。明るくキャッチーなリフが反復しリズムもアッパーになる事で、フロアでそれまで静観していた多くの客も踊り出し、フロアにも熱気が出てきた大盛り上がり。執拗に繰り返されるボイスサンプル、幸せのツボを刺激するメロディー、躍動的なリズムなど、多くのファンが望んでいたであろう音が後半に待ち受けていた。ただ前半〜中盤と終盤では明らかにノリやムードが異なり過ぎていて、そこにThe Fieldがやりたい事とファンが求めている事に差があったのは、少々気になるところだ。テクノ好きな当方は今回の中盤までのようなミニマル色強めでどんよりしたテクノセットも良かったので、逆にそれで全編押し通しても面白かったかもしれないとも思う。

最後はGonnoがDJセットで登場。The Fieldのライブが終わると一気に客が引けてしまっていたが、Gonnoはお構いなし。いきなりJames Holdenの"The Illuminations"だっただろうか、それまでのフロアの世界観を破壊するように歪でサイケデリックなテクノをプレイし、しっかりとフロアに耳を惹き付ける。そして猛烈な勢いでテクノをプレイし出して完全にダンスモードへと誘い込み、フロアに残っていた人をがっつりと踊らせる事になった。Gonnoの後ろではCrystalが見守っていたが、そこでCrystalのファンキーなミニマル・ディスコである"From Red To Violet"をプレイする瞬間もあってサービス精神が感じられる。またPrimal Screamによるアシッド・ハウス名作の"Don't Fight It,Feel It"もプレイしたり、The Fieldを見に来たロックファンの事も考慮したプレイにも思われたが、その場にそういう客層が残っていないのはもったいないかなとも思う。しかしGonnoのプレイはそれでも素晴らしかった、正直The Fieldよりも踊れた。イーブンキックの4つ打ちだけでなくリズムを崩しながらも疾走するように突き抜き、そして高揚の高みへと駆け上がっていき、体全体を左右に揺さぶるプレイ。中盤からはアシッド・ハウス/テクノも連発し、"Deepn' (Gonno Remix)"や"Acdise #2(Dub)"など自身が手掛けたアシッド系も織り交ぜ、更にはシューゲイザー的な清涼感のあるテクノで朝方に向かっていき、終盤は駆け抜けた夜の体の火照りを冷ますように"Goodbye And Hello (Gonno Remix)"で優しい朝を迎える。踊って遊び倒した後の優しい空気に包まれる癒しの時間帯、とても清々しく心が落ち着いていく。そして、この日出演していたInner Scienceによるキラキラと極彩色な宝石が飛び散るようなテクノもプレイするなどして、最後はしっとりとした平穏を取り戻して着地。90分のプレイだったが正直もっと踊りたいと思う程に素晴らしいプレイで、パーティーのトリの役目を見事に果たしてくれた。
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