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STL - At Disconnected Moments (Smallville Records:SMALLVILLE CD08)
STL - At Disconnected Moments
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昨今のドイツのディープ・ハウス台頭の一つとして、ハンブルクのSmallville Recordsの成功は見過ごす事は出来ない。Lawrence、Julius Steinhoff、Just von Ahlefeld(Dionne)の3人が設立したレコードショップであり、レーベルでもあるSmallvilleは、USのシカゴ・ハウスやデトロイト・テクノに影響を受けたムーディーを作風を得意としている。特にクラブトラックとしてEPが大量生産されるご時世に於いても、それだけではなくアルバムとしての総合的な完成度を軽視する事なく、粛々とリスニングにも耐えうるアルバムを提供し続けている事はレーベルの確かな実力を証明している。そんなレーベルの最新アルバムが、Stephan LaubnerことSTLによるSmallvilleからは初となるアルバムだ。掻い摘んで言ってしまうとBasic Channelをディープ・ハウス化した現代版になるのだろうか、深く揺らめく残響音とざらついて湿っぽいリズムが脈打つミニマル・ダブである。最初から最後まで抑揚は統一され、モノトーンな感情に支配されたミニマル度の高い作風は一聴してひんやりとクールな様相ではあるが、静かに湧き出るような感情にはやはりSmallvilleらしいムーディーな叙情が見え隠れしている。あくまでBasic Channelが音響の美学と共にEP単位でフロアでの機能性を追求していたのに対し、STLのアルバムは機能性よりもホームリスニングとして部屋の空気に馴染む音に重きを置き、不鮮明な音像の中から繊細で流麗なコード展開が微かに浮かび上がらせる事で、幾分か感情的なハウス色を打ち出しているのだ。とは言え半分以上の曲が10分超えと少々大作を狙い過ぎた感も拭えなく、全体の統一感が高いだけに冗長になっている点は否めない。それでも陶酔感をたっぷり含むディープ・ハウスとミニマル・ダブの邂逅は、Smallvilleのレーベルの名声を更に高めるであろう。



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| HOUSE9 | 23:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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