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2014/4/12 湯WIRE14 -春- @ 綱島ラジウム温泉 東京園
「6時間座れないイベントに疲れてきた、そんなあなたに湯WIRE。」湯WIREの公式ページにはそんな記載がある。昨今のクラブパーティーと言えば12時間にも及ぶロングパーティーも以前に比べると確実に増えていたりと、クラブパーティーがより玄人向けとなっている気がしないわけでもない。勿論クラブパーティーの楽しさはやはりオールナイトで朝まで踊り明かす事にあるのだが、それに対し健康的な時間帯でまったりと音楽を楽しみたい層も一定数は居るわけで、この湯WIREはそんな人達の期待に応えたパーティーと言えるだろう。開催場所は綱島にある温泉・東京園の2階宴会場、勿論イベントを楽しみつつ1階の温泉にも入る事が出来るとあって、疲労の溜まっている現代人にとっては魅力的な環境だ。

湯WIRE14 -春- 1
湯WIRE14 -春- 2

飲食の持ち込みは自由だったので、来る途中にスーパーに寄って刺し身を購入。他の人も酒の肴やお菓子類などを持ち込んでいて、そう言った物も頂いたりとみんなで共有。

湯WIRE14 -春- 3

酒好きな方も多かったのか、全国の銘酒が一堂に揃う圧巻の様子。醸し人九平次や七田、鍋島に笑四季などなど取り敢えず日本酒には困らない状態だった。勿論当方も仙禽のドルチェ・アロマを持参。こんなに銘酒が揃うパーティーが他にあるだろうか。

湯WIRE14 -春- 4

楽しみにしていたYebisu303のライブ。スペースの関係上、客に背を向けながらプレイしていた(笑)



発売されたばかりのAIRA TR-8も持ち込んでのアシッド・ハウスセット。うねるアシッドのベースラインが温泉2階の宴会場に響き渡る…周りの客からすると一体何をしているのかと、不思議な光景だったに違いない。

湯WIRE14 -春- 5

前半はみんなだらだらとお酒を飲みつつ談笑しながら音楽を聴く感じで、その自由で和んだ空気が町の寄合所みたいな印象だ。

湯WIRE14 -春- 6

5時間のスケジュールの中で多くのDJ/アーティストが出演していたので、早くジャンルレスに音楽展開がされていた。JPOPやテクノにアシッド・ハウス、更にはプリキュアソングオンリーなDJもあったが、プリキュアDJの時はアニメファンも振り付けをして踊り出すなど非常に盛り上がっていた。

湯WIRE14 -春- 7

ラストの方はいわゆるクラブトラック的なライブが増えてきて、909stateのライブもバキバキ。この頃には当方も泥酔気味で記憶が曖昧なのだが、盛り上がっていたのは間違いないだろう。

湯WIRE14 -春- 8

最後は楽しみにしていたYasuo Satoのライブ。Aesthetic AudioやLogos Recordingsからも作品をリリースしており、ハウス系のトラックメーカとして良質な作品を残している。



ライブの前半は意外にもドラッギーなアシッド・ハウスを用意していて、狂ったアシッド・ベースが暴れまくる展開。徐々にYasuo Satoらしいフュージョン感覚のあるメロディーが綺麗なテック・ハウス、ディープ・ハウスへと移行して、しなやかで柔らかい電子音が染み渡る。アンコールの掛け声も飛び出るなど盛り上がりは最高潮へと達し、アンコール2曲追加演奏してライブは終了。

湯WIRE14 -春- 9

最後の方はみんな立って踊りまくって、実にパーティーらしく弾けて盛り上がっていた。やっぱり気持ち良くなると自然と体が動くのは、老若男女一緒なのだ。

湯WIRE14 -春- 10

本当はパーティーの途中で温泉に入ろうかと思っていたが、抜け出すタイミングが無く、パーティー終演後に一浴びする事に。実に真っ黒な温泉が満たされていて、体もほこほこと温まって極楽極楽。

音楽と酒と温泉をまとめて体験し、健康的に?楽しむ事が出来た湯WIRE。普段はクラブに来ない人でも楽しめるだろうし、コンセプト次第ではニッチなダンス・ミュージックでも人を集める事が出来るのを再確認出来た。枠に囚われず自由気ままにリラックスしたパーティーで、何だか心温まる(体も温まった)楽園がそこにはあったのだ。
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