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2014/4/28 Second More Of Love @ More
大箱小箱と週末は色々遊びに行っているものの、都内にはまだまだ未開の箱が多数あり、まだまだ開拓の余地はある。そしてクラブと言うとやはり渋谷が中心になっている印象はあるが、今回は下北沢のMore。Blast HeadのDJ Hikaru、Force Of NatureのKZA、悪魔の沼のAwanoが出演する予定となっており、面子的な楽しみと初めての箱に対しての期待感も含めてMoreへと遊びに行く事にした。
Moreは下北沢駅から南口商店街を進んで2〜3分位の細い路地の地下にあり、立地条件は非常に良い。早速階段を降りて店に入ってみると、バーカウンターとテーブルが2つあり、その奥には一応踊る事が出来るフロアとDJブースがある。全くどんなクラブだか想像は出来ていなかったが、実際の印象としては店内はポップなデコや照明で飾られてはいるが、クラブと言うよりは踊る事も可能なDJバーと言うのが適切だろう。実際に早い時間帯は馴染みの客であろう人達が踊らずに、バーカウンターで飲んで語らい合いながら寛いでいて、踊りに来る場所ではないのか?と不安を感じていた。

その頃はKZAがプレイ中でディスコ・フィーリングかつブギーな感覚溢れるハウスを中心に、ぐいぐいと引っ張っていく勢いのあるグルーヴを打ち鳴らしていたが、まだ早い時間と言う事もあってか踊っている人は当方を含め2〜3人。そんなフロアを尻目にKZAは気にする事なくミニマルな展開と電子の綺羅びやかな音を繋げならが、時折プログレッシヴ・ロックのようなサイケ感たっぷりなトラックも織り交ぜて、平行なグルーヴを保ちながら疾走感のある快楽的なプレイを継続していた。

暫くするとプレイはDJ Hikaruへと引き継がれたが、やはりこの人はジャンルが不特定。日本語ラップにヒップホップ、テクノやハウスに、ディスコやダンス・ポップまである意味では大雑把ながらも、そのド派手な展開と大きな緩急の付け方に溢れ出るエナジーを感じずにはいられない。思考型と言うよりは直感型とも思える(※実際は考えていると思うが)肉体を直接刺激する汗臭いプレイには、考えずとも自然に体が反応しステップを踏ませるので、徐々にカウンターでお酒飲んでいた人達もフロアへと誘い込まれパーティーっぽくフロアの熱が上がっていく。

次は恐らく2回転目となるAwanoが登場するとがらっと選曲が変わり、陶酔感のあるディープ・ハウスやデトロイト・テクノにシカゴ・ハウスなど、4つ打ちメインの突進力のあるセットでフロアを沸かす。酒に溺れた客も増えてきたせいかフロアも自然と盛り上がり、それに呼応するようにAwanoもRed Planetから"Electronic Warfare"へと繋げる戦慄のエレクトロから、笑い声が不気味に響くアシッド・ハウスの"Where's Your Child"で賑やかなフロアを狂気に染め上げて、何だか分からない混沌としたパーティー感覚が生まれていた。その後もまさかのダンクラ"Relight My Fire"や"Bizarre Love Triangle"など、小箱だからこそ可能とされる遊び心と好みが主張する突き抜けたセットで駆け抜けた。

そして再度KZAになると今度は洗練されたテック・ハウスで今っぽい洗練された音を出しつつも、盛り上がったフロアの熱を覚まさずに大ネタも混ぜながら4つ打ちセットで追撃。デトロイト・クラシックの"Groove La' Chord"に、"Throw"と同ネタの狂ったようなディスコ・ハウスに"French Kiss"など随所に大ネタを盛り込み、4つ打ちの継続する流れを絶やさない快楽的なプレイでまだまだフロアは熱狂の渦に巻き込まれていた。小箱の距離感だからこそ成し得るシンパシーがフロアに満ち始め、フロアで初めて顔を合わせる人達とも酒を酌み交わすようになり、一緒になって盛り上がるあの瞬間の熱狂はこの上ない。

最後は再度DJ Hikaruがブースへと入ると、こちらもまたまた大ネタを繰り出し朝になってもフロアの熱が一向に引かない。相変わらず展開が読めないように色々なジャンルが交錯していたが、Moodymannのディープ・ハウスで怪訝な雰囲気を作りつつも、"Make Me Feel (LNTG Muscle Mix)"でディスコの華やかでハッピーな多幸感が爆発し、Crystalのピアノリフが煌めくように美しい"Break The Dawn"、しまいには暗黒トライバル系の"Demented (Or Just Crazy)"でフロアを阿鼻叫喚に包み込む。テクノ/ハウスの4つ打ちも日本語ラップもダンス・ポップもディスコも何でもござれで、あれこれと難しい講釈を聞かされるようなセットではなく、兎に角楽しんだ者勝ちの馬鹿騒ぎしたくなる濁流の如きセットに、抗う事など出来るのだろうか。更には井上薫による祭囃子をモチーフにした"Forbidden Dance"にハードミニマルのトラックを被せて怒涛のグルーヴ感を生み出したりと、朝になってもジェットコースターのような手に汗握る展開を生み出し、かと思えばPharrell Williamsの"Happy"のような口ずさみたくなるポップな歌物やダンスホールまで、束縛されない自由さと原始的なダンス・グルーヴを伴う音楽観が爆発。

その後は3人によるB2Bスタイルで徐々に落ち着きを取り戻すようにビートダウン系のハウスなどでじんわりとフロアを温めていたが、当方は6時半頃に退店。初めて行くクラブで当初は不安もあり、実際に着いてからも踊っている人がいないのでなかなか馴染めなかったものの、途中からは店内の総勢が一体となって何だか分からない狂乱に飲み込まれていく流れは小箱だからこそだったのではと思う。特にDJもジャンルに束縛されずに多少大袈裟でもやりたい事を自由にやれるプレイは、大箱での統一感のあるシリアスなプレイとは違った楽しみ方があり、理性を振り払い無邪気になって音に没頭出来るものだった。下北沢More、なかなか面白いクラブだったので今後も要チェックである。

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