2005.08.01 Monday
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7月下旬にシスコアルタに訪れるとラストセールの最後の最後なので、異様にCDが安かった。アルバムが500円とかで買えた訳なんですよ、はい。で、このアルバムは今までCDRでしか持ってなかったから、安いなら買っちゃえ〜と勢いで購入。久しぶりに聴いたんだけど、ダークはダーク、暗黒エレクトロ+ミニマルテクノって感じの痺れまくりな一枚ですな。名盤の1STアルバムから想像だに出来なかった変化を遂げた、2NDアルバムにしてラストアルバム。1STアルバムはイビザ的な高揚感と開放感に溢れたプログレッシブサウンドって感じで、派手で弾けてて一般的に受ける様なメジャーな音だったと思います。しかしこのアルバムはどうよ?1STアルバムの様なのを期待してた人の半分以上を裏切ったんじゃないのかな。実は僕もそんな人でありまして、当初は全然好きじゃなかったんだけど…いつのまにかハードなトラックにすっかりはまっていましたね。ダブの重心にヒップホップなリズム、ミニマルなテクノが融合しごっつい硬めのトラックがびっしり。ただハードミニマル勢のアーティストが出す音とはまた微妙に違って、それはやはり黒さを感じる所なのかもしれない。硬めのトラックの間には、ダウンテンポでチルな落ち着いた曲も挟まっていて、アルバムとしてもバラエティに富んで飽きる事が無い。余りにも1STからのからの変化が大きいけれど、この変化は想像以上に素晴らしくまじかっけぇぇぇ!爆音で聴いたら発狂しそうだね。
Check "Leftfield"