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Gonno / Inner Science - 125 Spaces / Electric Affair (EFDRSD:EFDRSD2014)
Gonno / Inner Science - 125 Spaces / Electric Affair

音楽が売れない、業界が縮小する状況の中でアナログが狭い範囲ながらも再度脚光を浴びる現象が起きているが、そんな流れを後押しするのがRECORD STORE DAYだ。2008年に開始されたRSDは4月第3土曜日に開催されているレコードの祭典で、日本を含む世界各地でRSD限定のレコードやグッズが販売され、レコードを楽しもうと言う人が店に集まったりする。それに合わせてクラブ・ミュージック業界からもRSD用のアナログが用意されたのだが、曲を提供したのはここ数年で着実な評価を獲得したGonnoとInner Scienceだ。両者ともアーティストとしても素晴らしい作品をリリースし、ここ最近の活動には目を見張るものがあるが、このアナログにおいても期待通りの結果を残している。Gonnoによる"125 Spaces"は彼が得意とするシャッフル調のビートと明るいアシッドを組み合わせた陽気なテクノだが、圧力のあるビート押し通すのではなく螺旋階段を上り詰めるように恍惚の階段を駆け上がるアシッドサウンドの使い方が快楽的で、最近流行っているアシッド・テクノの中でも独自の路線を開眼しているのは間違いない。アシッド・サウンドに中毒的な毒々しさを求めるのではなく、ウキウキする陽気な空気を生み出す使い方にはユーモア溢れる心が感じられる。そしてInner Scienceはカラフルな光の粒子が繊細に、しかし空間を埋め尽くすように溢れ出すように透明度の高い電子音が浮遊し、白色光の中に溶け込んでいくような"Electric Affair"を披露。隙間無くビートとメロディーが敷き詰められてはいるものの、重苦しさは皆無でそれどころか飛翔するようなフローティングな感覚が心地良い。どちらも単純なダンス・ミュージックと言う枠組みの中には収まらない独創性があり、今後の日本のテクノを引っ張っていくであろうと期待させる充実作だ。

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