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2014/7/25 Two Sides vol.2 @ Air
先週はruralが開催されて多くのアンダーグラウンドなDJが出演していたが、その流れで都内でもrural組が出演するパーティーが開催されていた。Airでは4月に新たに始動した"Two Sides"の2回目が予定され、そこはベルリンからBenjamin Fehrと元々はイタリアで現在はベルリンで活動するHubbleが招かれていた。どちらのアーティストも当方は聞き慣れないものの、事前情報では「暗黒のグルーヴ」や「ハウス、テクノ、ダブ、ジャズ、アシッド等ジャンルを横断する」という触れ込みだった事に興味を持ち、また日本からはRyosuke & KabutoがB2Bスタイルで出演する予定があったので、新規開拓の意味も兼ねてAirへと遊びに行く事にした。
早めの時間帯はRyosuke & Kabutoが事前情報通りにB2Bでのプレイを行っていた。その後に出演する外人勢の音に合わせたのだろうか、少々音はテクノ寄りで硬さが強かったと思う。ハウスのグルーヴはありながらも、音響やリズムはエクスペリメンタルな要素の強い変則的なトラックで、闇の密林の中を進むように深く奥へと潜っていく。普段のKabutoのプレイは荒々しさと共に仄かに情熱を発するが、今夜は普段のエモーショナルなプレイは封印し、Ryosukeと共にマシングルーヴを前面に出して無機質なムードでフロアを染めていた。そこからディープなミニマルへと徐々に変化していくが、決してフロアを強引に激昂させる事はなく、幻惑的な闇に迷い込ませるような酩酊感が継続する。リズムは確実に硬いもののハード・テクノという印象はなく、揺れるリズムとずぶずぶな音響のトリップ感が先立ち、勢いではなくムードではめていくプレイだ。その中で"Phuture Will Survive"のようなボーカル入りの狂ったアシッド・ハウスも織り交ぜて、的確に山場を作りつつも再度ディープな音響へと戻り泥沼へ足を引きずり込む。後半は自然と勢いを増しながら太い芯のある四つ打ちのビート感を強めテクノ的なマシンビートで攻めるが、やはりその流れにおいても決して開放的にはならずに、密林を彷徨いながらドープな深みは残したまま。冷たく無機質な音が続くアンダーグラウンド一直線、淡々と暗闇の中を進み続けるダークな展開に一切の甘さを盛り込む事なく、最後までブレがないスタイルで貫き素晴らしいプレイで踊らされた。

その後のメインフロアはBenjamin Fehrの予定だったものの、一旦1FのNoMadへと移動しWord Of Mouthのプレイを聴く事に。先週も聴いたばかりでエクスペリメンタルなDJセットが素晴らしかったが、今回はNoMadでのプレイに合わせてか落ち着いたディープ・ハウス中心のセット。カフェなので音が小さく音楽性自体はよいもものなかなか踊れる雰囲気ではなく、音に耳を傾けつつ休みながらWord Of Mouthのプレイを味わっていたが、久しぶりに顔を合わせた友達とも音楽談義をしながらリラックスするには丁度良い塩梅だったと思う。

暫くしてメインフロアへ戻るとBenjamin Fehrが気の抜けたようなボーカルもののテクノを回していた。想像ではダークなミニマルを想像していたので、あれっという印象。現在形と言うよりは昔ながらのジャーマン・テクノ的な音と合わせて、スカスカの間が強調された癖のあるテクノをプレイし、ピークタイムでありながら泥沼のようなズブズブな展開が続く。エレクトロのような安っぽくも鋭利なビートもありつつ、徹底して甘さがない展開はハードボイルドな親父風な印象もあって、想像していた「暗黒のグルーヴ」ではないものの確かに暗さは通底している。ダークで無慈悲な世界観と、肉体を叱咤する鞭打つようなビートが刺激的で、テンポは決して早くないが安定したグルーヴで浮き沈みする事なく平たく続いていた。

金曜仕事後は流石に疲労が溜まっており、朝方になるとどうしても眠気に襲われてしまう。1時間程ソファーで眠っていただろうか、起きてみるとHubbleとBenjamin Fehrが一緒にブースに入りながらプレイをしていたが、その時間帯は何となく予想していたようなミニマルなトラック中心で、両者の個性が突出していたかどうかは別にしても踊りやすいDJプレイだったと思う。朝になっても極度に上げる事はなくいつまでも踊っていられるような適度なBPMを保ち、地道に土台を積み上げていくようなプレイは嫌いではない。しかしHubbleのジャンルを横断するプレイは、当方が寝ていた間に終わってしまったのかという疑問もあったが、終盤では両者の個性が出たのかエスニック調の歌モノテック・ハウスやシネマティックなテクノまで広がりながら感動的な終わりを迎えた。しかしそこからのアンコール30分のセットが更に面白く、特にそこではHubbleのジャンルレスな音楽性が自由に発揮され、ドラマティックなリスニング系の曲から優雅に恍惚の音が浮かび上がる"E2-E4"では余りの神々しさにぞくぞくとした感動を覚え、そこからインテリジェンスの趣もあるダウンテンポ、または"4 You (MK Remix)"のような激熱いソウルフルなNYハウスもプレイしたりと、ここぞとばかりに変幻自在なプレイをしていたのが記憶に強く残っている。決して満員御礼とは言えないパーティーではあったものの、HubbleとBenjamin Fehrという初めて体験するDJも楽しめたし、何よりもその前にプレイしたRyosuke & KabutoのストイックなB2Bも素晴らしく、Airの様なある程度の大きさがあるクラブでも派手さのないアンダーグラウンドな雰囲気が通底していたのは流石だなと思う。
| EVENT REPORT5 | 21:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
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コメント
先日はどうもありがとうございました。「ハウス、テクノ、ダブ、ジャズ、アシッド等ジャンルを横断する」ってのは、ちょっと誇大広告だった気がしますねぇ。終盤だけだったみたいじゃないですか……自分もそういうプレイ聞いてませんし。

Ryosuke & Kabutoは良かったですねぇ。しかし、音楽の好みは難しいですねw
| あり | 2014/07/26 10:23 PM |
>ありさん
先日はお疲れ様でした。Hubbleについて全く知らなかったのでジャンルを横断ってのを楽しみにしていたのですが、確かに終盤だけのような感じでした。ruralではまた違かったのかな?と思いつつ。

逆に日本人のプレイの方が良い場合もありますね、今回のRyosuke & Kabutoのように。
| マチュ | 2014/07/28 6:08 PM |
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