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Dokta Venom - Burnt Roses EP (Five Fold Records:FFOLD002)
Dokta Venom - Burnt Roses EP
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UKはロンドンにて新旧良質なブラジル音楽を手掛けている事で名高いFar Out Recordingsは、2013年から傘下にFive Fold Recordsを設立し、ジャンルやテンポといった枠組みに囚われない音楽をリリースする事を原理として新たなレーベルを稼働させている。レーベルの2作目となる本作はDokta Venomなる初めて耳にするアーティストによるものだが、実はIncognitoのリーダーであるJean-paul Maunickの息子のDaniel Maunickによるプロジェクトとの事だ。最近ではFar Out Monster Disco Orchestraのプロジェクトも手掛けて注目を集めていた彼は、どちらかといえばプロデューサー/エンジニア的な立場で活動を続けていたようだが、このソロ作品によってアーティストとしての方向も押し進める事になるように思える。A1の"Only U"は安定感のある4つ打ちにセクシーなパッドや煌めくようなシンセを配し、囁くような女性ボーカルのサンプルを用いてモダンで華麗なディープ・ハウスだが、作品としては良質なもののDokta Venomとしての個性をアピールするものではない。だがA2の"Burnt Roses"ではビートダウンとブロークン・ビーツを組み合わせたような粘り気のある生っぽいリズムが通底し、そこにオーケストラのような重厚なストリングスで荘厳な雰囲気を被せていく事で、ディープ・ハウスの変異体のような空気を発している。B2の"Space Dust"はブラジリアン音楽の影響も受けたように弾けるチョッパーベースや華麗なローズ・ピアノが清楚なムードで広がり、ハンドクラップやリラックスしたリズムが爽やかな風を吹かせ、クラブ・ミュージックと言うよりはモダン・フュージョンな趣さえ見せるのだ。Far Out Recordingsのブラジリアン音楽の爽やかさを現代のダンス・ミュージックへと落とし込んだ作風は、ハウス好きにもブロークン・ビーツ好きにも訴えかける音楽性があり、今までの経験がアーティストとして結実したかのようだ。



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| HOUSE10 | 19:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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