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Manhooker - Heartbeat (Mule Musiq:MM 171)
Manhooker - Heartbeat
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2013年の初頭にBerghain/Panorama Bar傘下のUntertonから突如デビューしたManhooker。ボーカリストのSebastian Mavin MagassoubaとプロデューサーのGuiddoから成るこのユニットは、初のリリースである"Wheels In Motion"(過去レビュー)において哀愁のポップかつディスコティックな歌モノハウスを披露し、限られた分野においてかもしれないが注目を集めた。クラブで楽しむためのダンス・ミュージックではあるが、その前提を差し置いても耳に残る旋律や淡くもメロウな世界観はよりオーバーグラウンドで聞かれるべきかとは思うが、この新作もその方向性をより推し進めている。リリースは日本から世界へと羽ばたいたMule Musiqからとなれば、その音楽的な質は疑うべくもないだろう。先ずは何といってもManhookerによる"Heartbeat (Original)"が素晴らしく、路線は正に"Wheels In Motion"を踏襲するものだが、Mavinの水っぽさもある甘いボーカルとピアノやストリングスの奥ゆかしい華麗な音を用いながら、密かにエレポップ風なゴージャスさも匂わせるハウス・トラックはキュッと胸を締め付けるような切なさが溢れている。やはり歌が良い、メロディーが良い、しっとりした音質が良いと徹底して方向性にぶれがない。他にはリミックス3曲を収録しているが、ミニマル度を高めた分だけ真夜中の深い時間帯向けにダークさを強めた"Heartbeat (Kresy Remix)"、ボーカルを強調し霞の奥に消え行くような幻想的なムードを打ち出した"Heartbeat (Mia Twin & Kasp Rework)"、ビートダウン風なざらついた質感で生っぽさを打ち出した"Heartbeat (Asok Remix)"と、それぞれ異なる味わいに作り変えている。しかしやはりここでの一押しはオリジナルである事に疑いはなく、Manhookerへの期待は高まるばかりだ。




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