CALENDAR
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    
<< April 2019 >>
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
FRKWYS Vol.15: serenitatem
FRKWYS Vol.15: serenitatem (JUGEMレビュー »)
VISIBLE CLOAKS,YOSHIO OJIMA,SATSUKI SHIBANO
RECOMMEND
RECOMMEND
The State Between Us
The State Between Us (JUGEMレビュー »)
The Matthew Herbert Big Band
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
MOBILE
qrcode
SPONSORED LINKS
<< Plastikman - EX (M_nus:MINUS121) | main | Rondenion - 2-5-1 EP (Roundabout Sounds:RS010) >>
Deetron - Fabric 76 (Fabric Records:fabric151)
Deetron - Fabric 76
Amazonで詳しく見る(US盤)
 Amazonで詳しく見る(MP3)
これでもにもメジャーからアンダーグラウンドまで数多のDJを起用し、人気を博しているMIXCDシリーズ「Fabric」の76作目は、スイスを代表するテクノアーティストの一人であるDeetron。00年代のハードミニマル全盛の時代に芽を出し、そのハードなスタイルにデトロイト・テクノにも通じるメロディアスな要素を加えた作風は、その世代の中でも個性が際立っていた。そしてハードミニマルが衰退する中で多くのアーティストが作風を変え、Deetronもよりディープかつ歌モノを手掛ける事で、時代に即しながら活動を続けている。本音でいうと当初はそのスタイルにも疑問はあったのだが、このMIXCDを聴く事でそんな変化もようやく馴染んできたのではと思う内容で、デトロイト・テクノ/シカゴ・ハウスのクラシックから現在形のトラック、果てはダブ・ステップやロックまで持ち込んでDeetronの私的な好みも匂わせ、ハードなスタイルから感情の起伏を感じさせるスタイルへの転身が結実している。出だしでいきなりジャジーな"Picadillo (Carl Craig's Breakdown Version)"を用意し、そこからスムースに透明感のあるメローなテック・ハウスへ移行、そこからファンキーなシカゴ・ハウスへと即座に展開が広がっていく。RedshapeやRippertonらのモダンなテック・ハウスもミックスし、中盤ではクラシックであるGalaxy 2 Galaxyの"Timeline"をさらりと落とし込むが、大ネタを用いながらも大袈裟になる事はなく揺蕩うようなリラックスした流れは実に大人びている。前半は4つ打ちを中心としたテクノ/ハウスが中心だったのに対し、中盤以降はパーソナルな音楽性を表現するようにバラエティー豊かに変則的に刻むリズムや癖のあるメロディーを伴うブレイク・ビーツやダブ・ステップも織り込み、Deetronのメロウで柔軟な音楽性が素直に打ち出されている。しまいには物悲しくもサイケデリックなAtoms For Peaceの"Before Your Very Eyes"も飛び出すが、そこにディープかつミニマルな"Falling The Same Way (Dommune Version)"が繋がる瞬間には、はっと息さえ飲むだろう。そしてラスト3曲ではパーティーの興奮が終息するようにがくっとテンションを落とし、しみじみとした余韻を残すシネマティックな流れでミックスは終わりを迎える。結果としてここにはかつてのハードなスタイルは殆どなく、クロスオーヴァーとでもいう柔軟かつ豊潤な音楽性があり、そして何よりもエモーショナルなムードが通底している。Deetronが製作するトラックがエモーショナルな方向に傾いている事を考慮すれば、このMIXCDもその結果として自然なように感じられるだろう。




Check "Deetron"

Tracklistは続きで。
01. Johnny Blas - Picadillo (Carl Craig's Breakdown Version)
02. Jaime Read - Timewave
03. Baba Stiltz - Palats
04. SoulPhiction - Mind & Body
05. DJ Sneak - Who's Knocking
06. Juxta Position - Mercy
07. Redshape - Finizh
08. Ripperton - Searchin 4 You
09. Greg Beato - Who’s The Licho In Charge Ovaa Here
10. Tom Trago - Elite
11. Seven Davis Jr. - One
12. Galaxy 2 Galaxy - Timeline
13. Afefe Iku feat. Osunlade - Bodydrummin
14. Marquis Hawkes - Honey Kisses
15. Gemini - New Style Of
16. Presk - Rais
17. Ondo Fudd - There Will Be A Time
18. Four Tet & Terror Danjah - Nasty
19. Seiji - More Of You
20. E-Dancer - The Move
21. Moderat - Bad Kingdom (Marcel Dettmann Remix)
22. Caribou - Irene
23. Joe - Slope
24. Atoms For Peace - Before Your Very Eyes…
25. Function - Falling The Same Way (Dommune Version)
26. Design A Wave - Weird F
27. Juxta Position - Mercy (Loop)
28. Nils Frahm - Says
| TECHNO11 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
スポンサーサイト
| - | 13:00 | - | - | |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://matyu.jugem.jp/trackback/3492
トラックバック