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Niro - Tender As Asphalt (Sound Of Vast:SOV 002)
Niro - Tender As Asphalt

2014年の3月にルーマニア系のEgal 3の作品によって始動したアムステルダムを拠点とするSound Of Vastは、実はKnock とRed Pig Flowerという邦人アーティストによるものだそうだが、既にレーベル3作目となるThe Poeple In FogことDJ SodeyamaのEPまで含めて注目を集めている。テクノともハウスとも取れるグルーヴ感、太さよりも繊細さと深みが活きたフロア向けトラックは機能的でありながら、豊潤な要素が聞き取れる。さて、レーベルの2作目はイタリアのアーティストであるNiro Perroneの作品で、まだ本人にとってもヴァイナルでは3作目とリリースは少ないものの内容はそれに反して高い才能を予感させるものだ。先ずはテック・ハウス系に属する"La Cochonne Intergalactique"だが、金属的なビートから入っていく序盤からして揺れを体感させるグルーヴが素晴らしく、そこに浮遊感のあるぼやけたようなパットが透けて伸びて行き、広大な大空へと飛翔していくような爽快なドライヴィング感覚が堪らない。一方"Tender As Asphalt"はシャッフル系の跳ねるビートにむちむちしたアシッドのベースラインを絡めているが、覚醒感を煽るような中毒性よりは心地良いトリップ感を誘発する陽気なムードが特徴だ。また本作で注目すべきは、今世界中から注目されるGonnoが提供した"La Cochonne Intergalactique (Gonno Remix)"なのは間違いない。原曲の透明感は残しつつも睡眠を誘うようなもやもやしたシンセのシーケンスを加え、キックは厚みを増し荒々しいパーカションやハイハットが大胆なグルーヴを生み出すリミックスは、サイケデリックな高揚感がじわじわと何処までも高まっていくドリーミーな一曲だ。さて、ヴァイナル/デジタル配信のそれぞれにエクスクルーシブな曲を収録するSound Of Vastのポリシーがあるそうで、ヴァイナルだけには"Krissy Moon"が収録されている。こちらは金属が捻れるようなブリーピーな音を用いつつ、剥き出しの粗いビートのおかげで昨今のロウ・ハウスにも似た面白い曲だ。Niroのオリジナル曲、Gonnoのリミックス共に秀逸で、先ず先ずはSound Of Vastは幸先良いスタートを切っている事が伝わってくる。



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