CALENDAR
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< August 2020 >>
RECOMMEND
MOBILE
qrcode
SPONSORED LINKS
<< Lord Of The Isles - Greane / Gigha (Phonica Records:PHONICA013) | main | 2014/11/22 TodaysArt Edition Zero Live Performance @ 寺田倉庫 G1 >>
field.echo (Music Conception:MUCOCD026)
field.echo
Amazonで詳しく見る(日本盤)
 Amazonで詳しく見る(MP3)
活動開始から4年半、長らく温めてきたプロジェクト・field.echoのアルバムが遂にリリースされた。field.echoはCalmとして活動する深川清隆、そしてそのCalmにも関わってきたサックス奏者である加藤雄一郎によるユニットで、当初はライブのみの活動であったが実際にはその影で制作も行っていたそうで、長い時間を掛けてようやくプロジェクトの作品の形として結実したのが本作だ。深川清隆はCalm名義以外にも様々な名義を使い分け、ハウスやジャズにテクノやダウンテンポなどに取り組んできたが、このfield.echoはフィーリングやジャムを前提としているそうでCalm曰く「Walking Groove」との事だ。アルバムには僅か7曲のみが収録されており、そのどれもが10分前後の大作なのだが、しかしその長尺な曲に対しゆったりとしたグルーヴ感が正に街中をのんびりと散歩するような感覚を生み出している。今までにCalmが取り組んできたどのプロジェクトとも異なる非クラブ系・非ダンス・ミュージック、何気ない日常の生活の中に存在する空気のような音楽と呼べばよいのだろうか、肩の力が抜けた緩んだ雰囲気にはほっと安堵する。サックスは加藤が、ギターをCalmが、そしてそれ以外のエレクトロニクスなどは両者で担当しているそうだが、沸き立つ事のない穏やかな地平が続くグルーヴの上に切ないサックスやギターの音色、控え目に情感のある電子音が添えられながら、フラットな展開が何処までも伸びて行く。過密に作り込んだと言うよりは同じ空気を吸いながら自由にセッションを行ったようなラフな感覚までもがライブ感へと繋がり、ほのぼのした日常の空気で満たされているような音楽はパーティーの喧騒とは真逆のものだろう。ジャンルとしてはやや異なるのだろうが、この穏やかなアンビエンスの雰囲気や静かに湧き起こる叙情はCalm名義の大傑作「Ancient Future」の世界を継承するものであり、派手ではないが確実に心に染み入る音楽として愛すべき作品になるだろう。

試聴

Check "Calm"
| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 10:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
スポンサーサイト
| - | 10:00 | - | - | |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
トラックバック