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2014/11/30 choutsugai presents -Pablo Valentino Japan Tour In Tokyo- @ Solfa
Motor City Drum Ensembleの立役者…という説明も最早不要だろうか、ジャズやファンクにビートダウンまでをカバーするMCDEとFaces Recordsを主宰し、また自身ではCreative Swing Alliance名義でも活動するPablo Valentino。DJにおいてもハウスのみならずファンクやヒップ・ホップなど縦横無尽にブラック・ミュージックを包括するプレイで魅了するが、そんなPabloが一年ぶりの来日を果たす。また日本からはデトロイト・ハウス〜ロウ・ハウスからの影響を公言するYou Forgotも出演と、日仏ハウス合戦が日曜の夕方に繰り広げられた。
さて、久しぶりのSolfaに入ると、この日は花なども用いたデコーレーションも用いて日曜の切ない夕方を華やかに演出していた。おつまみやフードも用意されたラウンジでは、Tatsuya Ouchiがラウンジの落ち着いた空気に合わせたBGM的なプレイをしている。一曲一曲をほぼミックスせずに素材をそのまま活かし、甘く気怠いカリビアンなレゲエにやオリエンタルな歌モノ、渋い哀愁が漂うジャズ、躍動するビートを打ち鳴らすファンクなど、基本は湿っぽく生音中心のDJセットで自然と空気に馴染むような選曲を披露する。会話の邪魔になる事はないがパーティーの雰囲気に情緒を添えるように、控え目な感情を染み渡らせ日曜夕方の切ない気持ちを誘い出していた。Arthur's Landingの気怠くもサイケデリックな"Love Dancing"やJames Masonの物憂いな"Mbewe"なども織り交ぜて、リラックスしてお酒も音楽も楽しめる1時間だった。

その後はメインフロアへと移動して、Pablo Valentinoのプレイを聴く事に。この日は90分のプレイとそれ程長くない事もあってか、最初からピークタイムへと持って行くいき怒涛の勢いを見せる。いきなり図太いキックの4つ打ちディープ・ハウスを繋げるも、そこから仄かにメロウでざっくりとしたビートのヒップ・ホップもミックスし、早速黒いグルーブに染め上げる個性を見せ付ける。ミックスの合間には時折キュルキュルとスクラッチも織り交ぜ、そこから怒涛の勢いでゴージャスな生音が入るファンクやブギーなエレクトロ・ファンクなど、忙しなく激しく展開させながら黒い濁流へと飲み込んでいく。理性的と言うよりは衝動的、汗が飛び散る激情が爆発したエネルギッシュなプレイは最初から常にピークタイムのような流れで、否が応でも踊らずにはいられない。更には華麗なオーケストラが舞い感情を刺激するコーラスが入ったディスコも織り交ぜ、常に生々しい臨場感のある音で湿っぽく黒い世界感で攻める。終盤では定番の"Winter Breeze"やKMS 054の"B1"など端正なビートの四つ打ちも刻みつつ色気のあるUSハウスへと辿り着き、そして目眩を引き起こすような揺らぎの"Raw Cuts #5"もプレイして、おおよそPabloのファンが期待するような黒く訝しいハウスのプレイを十分に楽しむ事が出来た。

パーティーの最後にはYou Forgotが登場。Pabloの流れを引き継ぎながら、初っ端MCDE変名のJayson Brothersによる"Monster Box"を過激にミックス。そこから硬く剥き出し感のあるロウ・ハスウへと持ち込み、錆びた金属が呻き声を上げるようなビートが炸裂し、激しくボディーを殴打する。音数は減り骨格が露わになるようにリズム中心のセットで、アシッドなベースラインさえもらリズムに取り込まれていく。時折ソウルフルなボーカル・ハウスも混ぜてはいるが、極力無駄は削ぎ落とされ粗暴なプレイは実に逞しい。また味わいが削ぎ落とされた枯れたアシッドへと変遷したところで、自身によるリリース予定の"Atom Tears"もプレイ。激しいビートが吹き荒れる中にひっそりと咲く花のように狂おしくも美しいピアノが吹き乱れ、フロアに感情が爆発した小宇宙が広がる。そこからは熱気溢れ出しながらリズムにも幅が広がり、猛々しいだけでなく柔軟さも披露したプレイで宴は続いていたが…当方は日曜の夜なのでプレイの途中でフロアを後に。長い時間ではなかったが、その分だけ勢いのあるプレイを濃密に楽しむ事が出来て、たまにはこんな楽しみ方の日曜日も面白いのではと思う。

■Pablo Valentino Presents Japan Tour 2013(過去レビュー)
Pablo Valentino Presents Japan Tour 2013
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