CALENDAR
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< August 2019 >>
RECOMMEND
MEZZANINE REMIX TAPES 98 [12 inch Analog]
MEZZANINE REMIX TAPES 98 [12 inch Analog] (JUGEMレビュー »)
Massive Attack
名作MEZZANINEリリース時に予定されていたマッド・プロフェッサーによるダブ・バージョンが、今になりリリース。こちらはアナログ盤。
RECOMMEND
Mezzanine
Mezzanine (JUGEMレビュー »)
Massive Attack
メザニーンのリマスターに、上記のダブバージョンを合わせたCD2枚組。
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
FRKWYS Vol.15: serenitatem
FRKWYS Vol.15: serenitatem (JUGEMレビュー »)
VISIBLE CLOAKS,YOSHIO OJIMA,SATSUKI SHIBANO
MOBILE
qrcode
SPONSORED LINKS
<< Sad City - Introduction To Lisboa / Sloe (Phonica Records Special Editions:PHONICASPECED004) | main | Telephones - The Ocean Called EP (Running Back:RB047) >>
2014/12/22 Guidance ~導き導かれる人生~ Reproduction Of 20091222 Year END Special @ Air
2009年12月22日、今はなき渋谷のクラブ・Axxcisにて3フロアを使用して国内の実力あるアーティスト/DJを集結させた大きなパーティーが開催された。それこそ当方も初体験となったGuidance 〜導き導かれる人生〜だったのだが、そこにはAltzやDE DE MOUSEのライブにDJ YogurtやEYEや川辺ヒロシといった夜な夜なパーティーを賑わすDJが出演し、何だか凄いパーティーがあるものだなと驚いたものだった。それからGuidanceには度々足を運ぶようになり音楽だけでなくデコレーションやフードなども充実したパーティーとして魅了されていたっのだが、あの日から丁度5年を経てAxxcisで開催されたGuidanceを再現する日がやってきた。あの時と同じようにAltzのライブ、そしてDJ Yogurtに川辺ヒロシやEYE、Guidanceにはお馴染みの瀧見憲司も追加となり、ラウンジにはレゲエ/ダブ集団のFomga Soundzも出演と年の瀬にGuidanceが再生される。
現地入りして先ずはラウンジへと行くと、フードやゲリラシーシャバーらび庵があり、いつもの光景にほっとする。ラウンジらしく緩いダブ/レゲエのほっこりとした音を聴きつつ、シーシャの甘い紫煙を燻らせながら少しずつ高揚を高めてたりと、楽しみ方は自由だ。暫くしてメインフロアへ移動してEYEのDJを聴きに行くと、初っ端ソウルフルなR&Bのねっとりとした甘い音で始まり…突如としてビリビリとした高速ビートが爆発すると、支離滅裂気味に激しく細かいビートと膨れ上がった重低音が迫り来るベース・ミュージック/ジュークのDJセットが繰り広げられる。正に震撼という表現が相応しい肉体の根幹から震わすビートが刺激となり、それに合わせて矢継ぎ早に曲調は移り変わるミックスでコントロールを失ったように目まぐるしく展開するプレイは、いつしか汗臭く肉感的な臭いも発するエキゾチックなハウスへ雪崩れ込む。更には見通しが全く立たずに高揚感たっぷりの明るいアシッドなトランス、そこにまさかのTerrence Parkerの"Why After All This"の黒くファンキーなハウスもぶっこみ、終着点が見えないプレイで混迷に包みながら怒涛の勢いで飲み込んでいく。激しさと不安定さを増しながらドラムン・ベースも織り交ぜ鞭打つようなビートが炸裂し、肉体的な刺激と精神的なトランス感を誘発しながら、フロアをさながら錯乱させるようなプレイでEYEの精神世界を体験する流れは圧巻であった。

そして5年ぶりにライブを披露したAltz。先ずは"World 1st Day (version ALTZ)"で、うねるチョッパーベースがぶいぶいいわせつつも、エコーのかかったサイケなギターが深い音響空間を作っていく。目眩を引き起こすダブ残響、粘着質なリズム感は生身の艶めかしさがあり、序盤からしていきなりサイケデリックな音に心酔せずにはいられない。そこから4つ打ちのトラックにも繋がりAltzはボコーダーを通してのキッチュな歌も披露し、ずぶずぶとした沼が広がる音響によるディスコ・ダブから、ねっとりした毒が侵食する狂ったアシッド・ハウスに呪詛のような歌を重ね、無国籍な音楽性の中にサイケデリックな空気を吹き込みバッドトリップを誘発する。"Dodop"もプレイしていただろうか、アシッド・ハウスとディスコ・ダブにエスノな要素が加わった形容のし難い変異体ハウスは、ファンクネスとサイケデリアに気の抜けた遊び心が含まれており、中毒的ながらも愉快なダンス・ミュージックとして面白い。終盤では横揺れするブレイク・ビーツにヒプノティックなメロディーも重ねて、開放的で心地良いトランス感に発しながらフロアを上下左右に揺さぶり、そのままユーフォリアに満たしながら爽やかな余韻を残して1時間のライブは終了した。

再度ラウンジへと移動すると、DJ Hikaruがプレイしていた。日本語ラップやヒップホップを中心に、メロウかつ和みのある選曲でフロアはリラックスし客も笑顔を浮かべながら楽しんでいた。メインフロアの圧倒的なダンスグルーヴに対し、ラウンジのこの緩くもメロウな音を楽しみながらお酒や会話を嗜んで、自由に過ごす事が出きるのもGuidanceならではの気配りが感じられる。ラビ庵のシーシャとアルコールの酩酊も相まって、ふわっとした残響が広がるレゲエ/ダブのDJセットにぬるぬると気持ち良く踊り、低重心のねっとりしたリズムに絡まれながら深みへとはまっていく。

ラウンジで一休みしてから、瀧見憲司のプレイを聴きにメインフロアへと移動。意外にもいきなりアシッドなサウンドによる攻撃的な展開で始まるが、直ぐに無駄な音は削ぎ落とされローファイなアシッド・テクノへ。連打する直線的で激しい4つ打ちで推し進め、そこに硬めのファンキーなハウスもミックスするが、ジャーマン系のニューウェーブのようなごっつくもダサいマシン・ビートが肉感をしばき上げる。中盤以降は幾分かテンションを抑えるも、やはり硬いキックと安定感のあるビートでカチッと引き締まったテクノをプレイするが…そこに突如として現れる多幸感溢れるピアノのコード展開からは朝の光が感じられ、一気に瀧見憲司らしいジャンルレスなプレイへと突入する。卑猥さもあるハウスやポジティブな光が射し込むバレアリック系など徐々にジャンルを拡張させ、そして美しくストリングスが延びコズミックなサウンドが響く開放的なディスコもミックスされれば、フロアは絶対的な幸せな気持ちで満載だ。

最後はDJ Yogurt、流石にこの遅い時間帯は人も減ってくる頃だったが、プレイ自体に抜かりはない。ゴリゴリとした荒く骨太な4つ打ちテクノでテンションを保ちつつ、フロアに残った人の足を止まらせない。Kirk Degiorgioによる"Rocinha"による仄かの情感のあるテック・ハウスや、"Fools Gold (Rabbit In The Moon Remix)"のようにバウンス感のある躍動的なリズムによるトラックで限界を突破するように疾走し、まだまだパーティーは終わらせないという気迫の篭った攻めのプレイだ。Asian Psilocybe Foundationによる幻想的な壮大な展開を見せるテック系の"Light Line"などテクノ〜テック・ハウス中心のスピード感のあるプレイで魅了し、終盤には朝方にはこれぞと言わんばかりのセンチメンタルなクラシックである"Promised Land"やJohn Coltraneネタの"Part 1: Acknowledgement"をサンプリングした楽天的なハウス、そしてSession Victimによる"Never Forget"など肩の力を抜くようにしっとりとした展開へと落ち着き、疲れた心身を優しくなだめるようなプレイだった。一端はそこで終了するもアンコールの声援に応えて、The Whoの"Won't Get Fooled Again"やNirvanaの"In Bloom"をプレイする破天荒さは、DJ Yogurtのジャンルに縛られずに音楽を好む性格がが現れており、それも自由にプレイ出来るこの場所・時間ならではだろう。最後にModel 500の何処までもロマンティックな時間が続く"I Wanna Be There"をプレイし、様々な音が飛び交うGuidanceは終了した。

5年前の再生/再構築を行いながら年の瀬を飾るに相応しいパーティーとなったが、2015年はGuidanceの10周年でもあり、それに向けて尚前進を続けるGuidanceが体験出来る一夜だったのではないか。音に、人に導き導かれる人生、それがGuidance、また来年もどんな動向を見せるのか目が離せない。

■DJ光光光(EYE) - Planetary natural Love Gus Webbin 1999999(過去レビュー)
DJ光光光-Planetary natural Love Gus Webbin 1999999
Amazonで詳しく見る


■XLAND Records Presents XMIX 03 Kenji Takimi(過去レビュー)
XLAND Records Presents XMIX 03 Kenji Takimi
Amazonで詳しく見る(日本盤)


■Hikaru - Country of Origin Japan(過去レビュー)
Hikaru - Country of Origin Japan
Amazonで詳しく見る
| EVENT REPORT5 | 21:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
スポンサーサイト
| - | 21:30 | - | - | |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://matyu.jugem.jp/trackback/3544
トラックバック