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Telephones - The Ocean Called EP (Running Back:RB047)
Telephones - The Ocean Called EP
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今更というか時期外れというかリリースから随分と時間は経ってしまったが、しかし今年リリースされた作品の中でもサマー・アンセムとして認定するこのEPは、紹介しない訳にはいかない。Gerd Jansonが主宰するRunning Backの中でも特にバレアリック方面へと傾いたこの作品は、ノルウェーのHenning SeverudことTelephonesが手掛けている。過去にはPrins Thomasが主宰するFull Puppからもリリース歴があり、つまりは闇が支配するフロアを底抜けに明るくするような音楽性は既にあったわけだ。何といっても"Blaff"こそが夏の一曲なのは間違いない、この陽気で明瞭なコード展開を刻む爽快なシンセに弾けるような丸みを帯びたリズム感が生み出すムードは、燦々とした太陽の光が降り注ぐ真夏の海を歓喜させる。一点の曇りさえない光に満ち足りたこのバレアリックな多幸感、感情の昂ぶりを誘いながらも切なさに染めていく夏の間だけの一時の夢、季節感を非常に感じさせるニュー・ディスコとして文句無しだ。それだけではない、裏面には同じようにパッション弾ける清涼なシンセが躍動し心が舞い踊る軽快なリズムによって、タイトル通りに真夏の島でバカンスを楽しませるかのような"Untitled (The Island)"や、もう少々感傷的なメロディーが夏の終わりから秋へと移り変わっていく景色を浮かび上がらせるしっとりしたニュー・ディスコの"Hot Destinations For A Cooler You"など、収録された全てが外れなしの現実を逃避しながら幸せな気分に満たしてくてる最上級のバレアリック感が通底している。余りにも季節感が強い曲群ではあるかもしれないが、それでも尚朝方のダンス・フロアを光に包んでくれる多幸感は、間違いなく聴く者を笑顔にさせてくれるだろう。



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| HOUSE10 | 21:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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