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2014/12/28 Leaves @ Origami
Iori WakasaとYou Forgotが2014年に立ち上げたLeavesは、まだ2回の開催ながらもどちらとも多くの動員を記録して、尚且つパーティーとしても非常に素晴らしい内容と話には聞いていた。不幸にも予定が合わずに今までは遊びに行く事が出来なかったが、3回目にしてシカゴからDJ Sneakが来日するとの事で照準を合わせて待っていたのだが…前日になり体調不良によりDJ Sneakのキャンセルが告げられた。正直に言えば非常に楽しみにしていた分だけ落胆を隠す事は出来なかったが、しかし若手有望株のIori WakasaとYou Forgotのプレイに期待し遊びに行く事にした。
25時頃入店すると、それなりにフロアに人がいて一安心。Iori Wakasaは24時頃からプレイしていたようなので既に1時間は経過してしまっていたが、比較的上げ目の展開ながらも深海を潜行するようなディープなテック・ハウスから躍動的なリズムが打ち鳴らされるパーカッシヴなテクノも用いて、低空飛行と緩やかな上昇を行き交いながら、引いては寄せる波のように揺らぎを生み出していく。Origamiのサウンド・システムは相変わらず素晴らしく、低音や高音が明確に出つつ硬質な音もしっかりとはまるタイプなので、Ioriのプレイするディープな曲もこの箱には合っていたと思う。そして深い深い闇の中でこだまするダビーな残響、骨太で芯のあるリズム、そして微かに情緒を添える夢のような上物、目まぐるしくそんな要素が入れ替わりで現れドラマティックかつスムースな流れを伴って展開する。まだまだそこから展開は広がっていく、ディープな雰囲気で張り詰めたフロアの緊張を解すように緩いダウンテンポで一息ついたかと思えば、そこからハードな質感のテクノで荒削りに爆走しフロアを圧倒する勢いで飲み込んでいく。そして官能的で艶やかなディープ・ハウスや立体感を生むダブ・テクノ、鋭利なリズムが切り込んでくるテクノが次々とミックスされる。しかし色々と展開しながらも散漫な印象はなく、ひんやりとしたクールな温度感と終始深さを伴うプレイで、パーティーピープルもスーツを着たリーマン達も踊らせフロアは自然と盛り上がっていた。DJ Sneakの来日がキャンセルとなった事でこのようなDJセットになったのだろうが、その分ゲストに気兼ねする事なくIoriの本来の個性が体験出来るようになったと考えれば、レジデントのプレイを楽しむ意味でも良い機会になった。

続くYou ForgotはIori Wakasaのクールなプレイから一転して、いきなり熱量が高く泥臭いプレイで開始。出だしでソウルフルなボーカル・ハウスを投下してフロアは一気に汗臭さを増し、そこにアシッドなサウンドが入るハウスも繋ぐが、熱量の高い感情が打ち勝っている。更に骨身が剥き出しになったような荒いロウ・ハウスでがつがつとフロアを叱咤し、荒削りなミックスと相まって無骨な世界に染め上げていく。そしてChip Eによるダサかっこいいシカゴ・ハウスの"If You Only Knew"、R&Bのような感情を熱くする"Heat up (Awaaz Club Edit)"、Al Kentによる艶やかなディスコ・ファンクの"Yes I Do"など生音もふんだんに取り入れながら、方向性を撹乱する混沌とした選曲でフロアを撹拌する。どす黒いファンキーなサンプリングで盛り上げる"Shades of Jae"は当然の如く盛り上がり、そこからロウ・ハウス的な質感もあるアシッドな"Mister Krax"などモダンな曲に厳つく骨太なテクノも使用していたが、やはりYou Forgotのプレイは感情を曝け出しながら肉体感溢れるプレイが特徴で、あちらこちらに振れながらフロアを掻き回すように攻めていた。大袈裟ながらも大胆かつ激しいイコライジング処理でキックを抜くなどして縦横に激しく揺さぶるプレイは、彼が敬愛するTheo ParrishやDerrick Mayのスタイルそのものだろう。汗が噴き出し感情を高ぶらせ肉体に直接響く激情的なプレイは、忙しなくもエネルギッシュだ。そこから黒さの強い感情的なハウスでしっとり感を強めつつも、ピークは胸を締め付けるソウルフルな"Love Changes (MK Mix)"から自身の新曲である物哀しいピアノの旋律が滴り落ちる"Atom Tears"をミックスした瞬間だっただろう。そこからは張り詰めた空気を入れ替えるようにBlazeによる爽やかでブラジリアンな"Sign Of The Time"もプレイし、メロウな甘さと穏やかな包容力のある展開へ。"1960 What (Opolopo Kick & Bass Rerub)"のようにアダルティーなジャズな曲で気怠い朝のムードを誘いつつ、朝が近付くにつれて生音が強調されたディスコも多くなり、フロアは盛り上がりながらも喧騒というよりは平和的なムードが広がり始めていた。ラスト間際ではMasters At Workによる切ないブラジリアン・フュージョンである"Pienso En Ti"も飛び出し、感傷的に流れで上手くクローズまで持っていったと思う。

最後は30分程Iori WakasaとYou ForgotにU-Tの3人によるB2Bで一端落ち着いたフロアを再度ハードなテクノで上げながら、"Solitary Flight"とHiroshi Watanabeによる"A Day of Rain"とエモーショナルを曲を続けて、すっきりと思い残す事はなくパーティーは終了した。と思いきや踊り足りない人達がアンコールを執拗に連呼していたので、最後の最後にChuck Robertsによるハウスを宣言する"My House (Acappella)"からオールド・スクールな"Plastic Dreams"を投下して、これで本当にパーティーは終了。当初はDJ Sneakのキャンセルでパーティーもどうなるかと思っていたが、しかしIori WakasaとYou Forgotの対照的ながらも両者の素晴らしいプレイでフロアは良い感じに盛り上がり、Leavesというパーティーも着実に根付き始めている事を感じさせられた。勿論ゲストDJがいたならばより盛り上がっていたとは思うが、海外の集客出来るDJの出演があるなしにかかわらずパーティーを作っていける、そんな方向性が見えていたと思う。
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