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2015/2/20 The Way @ Saloon
昨年に引き続き今年もこの時期には元Eleven、現Saloonスタッフの加茂さんの誕生日が近い事もあり、加茂さんが聴きたいDJを集めたわがままなパーティーがSaloonで開催される。今年出演するのはShhhhh、CMT、Gonno、Harukaとテクノやハウスにディスコや民族音楽などそれぞれが異なる音楽性を持ちながら、既に日本各地のパーティーを賑わす実力が集まり、それ程大きくはないSaloonにしては随分と贅沢な内容になった。
25時前に現地入りすると既にオープニングを務めたShhhhhのプレイは終了間際。直ぐにGonnoへとバトンタッチすると、出だしから切れ味のあるテクノ・セットで瞬発力勝負。そんな中にもテック感の強い上物のメロディーもしっかりと入れて、力強いビートとエモーショナルな情感を組み合わせる。徐々にビートが落ち着きを見せてくると、その代わりにダビーな音響や低音が前面に出てきて、ダブ・テクノの深みを打ち出してくる。深い闇が広がる森の奥へと進むようにダークな雰囲気で、高揚感よりは内面と向き合うようなストイックな展開だ。そんな深い場所を進みながら再度叩き付けるような切れ味鋭いビートを加えながら加速し、更にブリーピーでエグいアシッドのベースラインがうねるように入ってくれば、いかにもGonnoらしいテクノになる。中盤から終盤においては加速度を増しながらビートは大幅に揺れだし、肉体を刺激するグルーヴが走り出す。その疾走する勢いとハードな展開を保ちながらも最後にはファンキーなボーカル・ハウスも混ぜ込む展開には意外だったが、普段よりは幾分か硬質なテクノ・セットに感じられてSaloonらしくアンダーグラウンドな空気感があったと思う。

DJがCMTへと交代するとまた音はがらっと変化する。一気に音の量は減り隙間を活かしたミニマル・ハウス寄りのセットへ。テクノの硬質な音質は保ちながらも無駄が無い事で、グルーヴは剥き出しになりながらキックの四つ打ちが軸となる。上げ下げを抑制しながら切れ目のない平行な流れを継続するが、次第に神々しく崇高なサウンドも広がり始めると壮大さを増して振れ幅も大きくなる。印象的だったのはChaserの"Life in Loisaida"のように耽美なブレイク・ビーツでがらっと空気を入れ換えた瞬間であり、はっと息を呑むような美しい光景が浮かび上がるようだった。そこからは土着的な訝しいハウスや、開放感と楽天的な光に包まれるハウスなど、色彩感覚を増しながら音に豊かな感情も芽生えてくる。そして大胆なボーカル・トラックも用いながら、テクノとハウスの狭間を曖昧にする微妙なバランスの上に成り立った選曲で、CMTの繊細なグルーヴと控えめに耽美な空気感を携えて突き抜けた。

最後に登場したのはHaruka。序盤から氷点下の如く冷たい温度感のテクノをプレイし、ドローンな音響を背景に金属的で禍々しいビートを淡々と刻む。無感情でどこまでも機械的ながらもハートビートのように心地良いグルーヴ感、そしてダビーな残響とヒプノティックな電子音の反復が、時間感覚を麻痺させるように精神を侵食する。次第に振り子のように揺れ出すビートで躍動感も増し、辺りを刈り取るように巻き込んでぐいぐいと疾走する。しかし決して発熱する事はなく終止冷めた低温を保ち、暗闇の中に電子の粒が浮遊するような音響を鳴らし、限りなくミニマルに収束する。ビートは完全に消えさりヒスノイズだけが鳴る中から、再度機械的なビートが浮かび上がる展開も作るなど、淡々とはしながらもある意味ではドラマティックな展開も。闇の奥深くから鳴ってくるようなノイズにも近い繊細な電子音響は、不気味ながらもそれが継続する事でいつしか中毒的な快楽を誘発し、エクスペリメンタルかつ幽玄なプレイが如何にもHarukaらしい。この日は「純粋にフロアと音に比重を置いたパーティ」と言う事もあり、照明も全くなくDJが生み出す音と対峙しただただ踊り続ける、そんな派手さのないシンプルなパーティーだったが、だからこそ視覚に影響されず純粋に音だけを楽しめるような夜になった。
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