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2015/4/17 Roundhouse @ Air
2014年に始動したハウスパーティーのRoundhouseはAirにて4回に渡り開催され、海外からは都度ハウス・ミュージックに於ける名実共にトップクラスのDJを呼びつつ日本からもハウスには定評のあるDJを揃え、徹底的にハウスに拘った形で記憶に残る内容だった。そしてその勢いは止まる事なく2015年もRoundhouseはハウスの復権を担うべく、装いも新たに始動する。さて今年の第1回はシカゴ・ハウスのレジェンドの一人であるMarshall Jeffersonがゲストで、何と8年ぶりの来日となるとか。"Move Your Body"や"Open Our Eyes"などの作品により初期シカゴ・ハウスの様式美の確立を担った存在でもあり、トラックメーカーとしての存在感の大きさは説明するまでもないだろう。そんなアーティストがどのようなDJを行うのか、そして日本からはシカゴ・ハウス狂いのRemiやStockにSinoらが迎え撃つ一夜、ハウス好きには間違いのないパーティーである。
フロアへと着くと丁度Stockが"Atmospheric Beats"をプレイし出して、弾むグルーヴにメロディアスかつソウルフルな、つまりはこれぞ正統派ハウスの雰囲気を作っている。続けて綺麗なピアノが入った曲、熱量の高い歌が広がるボーカル・ハウスなどニューヨーク系を思わせる曲調で小気味良い展開を継続するが、そこにガクッとアクセントを付けるようにカタカタとしたリズムマシンのビートが刻まれる"No Way Back"を差し込み、一転シカゴ・ハウスの気の抜けながらもファンキーな要素を持ち込む。そこから再度走り出すようにスムースな4つ打ちのハウスへと回帰するが、太く荒いリズムを打ち出して着実に夜の喧騒の中へと進んでいき、そしてChuck Robertsによるハウス宣言の"My House (Acappella)"も挿入するなど、ハウスらしさをとことん押し進める。そして大ネタである"Muzik Xpress"を投下すればフロアは完全にファンキーな空気で満たされ、人で埋まってきたフロアは海のように大きく揺れ始めていた。その後はテクノかと思う程に硬質でソリッドな曲も飛び出して、メロディアスだった前半とは打って変わって激しさが先行する。最後は狂気が渦巻くアシッド・ハウスをプレイして、ゲストまでの流れを上手く作って十分にフロアを温めるプレイだったと思う。

フロアも人で埋まり機は熟してからMarshall Jeffersonが登場。前にプレイされたアシッド・ハウスの流れを引き継いでプレイした曲は、ドタドタとしたリズム・マシンによるビートやハンド・クラップが強調されたハウス。正にシカゴ・ハウスのジャッキンな悪っぽさが匂っており、そして暗く攻撃的なハウスを続けて落とし込む。決してミックスが上手いわけでもなく繋ぎにあれっと思う時も多々あるが、巨体に潜むエネルギーを放出するような野性味溢れるプレイはその大味さなプレイを生かしている。簡素で味気無いリズムにフランジャーなどのエフェクトを用いて大胆な展開を付けつつ、しかしいきなりソウルフルなハウス名曲の"Deep Inside"が入ってきたりと唐突な転調に驚きは隠せない。そしてズンドコ系のファンキーなハウスへと繋がりフロアを半ば強迫的に揺さぶり…更にいきなりのぶっこみスタイルで"No Way Back"が挿入された瞬間にはもう開いた口が塞がらない。そして骨太ながらも綺麗なメロディーを伴うテック・ハウスもプレイするなど、その選曲は荒唐無稽でさえもある。しかし中盤での幸せな気持ちになれる"Promised Land"などクラシックの使用には、レジェンド故の大ネタ使いで何となく許したくなる微笑ましさもあり、パーティーとしてフロアは非常に盛り上がっているしと寛容な気持ちに。ジェットコースターのように起伏の多い展開と、テクノやNYハウスにシカゴ・ハウスやディスコが纏まりもなく入れ替わる流れは、無邪気に騒ぎ立てる高揚感がありこれはこれで賑やかなパーティー感覚へと繋がっているのも事実だ。そして闇を切り裂き光で照らすように突然挿入される"Silver Lining (The Outrunners Remix)"からはコズミックかつディスコティックな煌めきがあり、こんな多幸感のある展開は予想だにしていなかった。そしてお約束のハウス・クラシックである"Move Your Body"をプレイすると、フロアからは待っていたとばかりに歓声が湧き上がり皆が大きく体を動かして踊る。それだけでは収まらずに"Strings Of Life"、"House Nation"、"Big Fun"、"French Kiss"とデトロイト・テクノとシカゴ・ハウスのアンセムをこれでもかと繋げる展開は、流石のやり過ぎ感に苦笑してしまう程だが、フロアは当然盛り上がっているのだからパーティーとしてはありなのだろう。お祭り騒ぎを抜け出してからはジャッキンなハウスもプレイしシカゴらしさもしっかりと打ち出しつつ、2時間半に及ぶ忙しない展開のDJプレイは盛り上がったまま終了した。

パーティーのトリを務めたのはRemi。それまでの大袈裟な世界観から一転して実にDJらしく、しっかりと流れを意識したプレイには安心感を覚える。決して派手なプレイではないものの鈍く響くポスト・アシッド・ハウス的な曲や、"Baby Wants To Ride"などジャッキンなシカゴ・ハウスを中心にプレイし、テンションをしっかりと抑制しながらも攻撃的な勢いで飲み込んでいく。じわじわと精神を侵食するような変異体ハウスの中毒性、肉体を刺激するファンキーな躍動感、野性味がありながらも流れを切らさない継続感など、やはり一般的に考えるDJとしてのスキルはJeffersonよりも間違いなく上であろう。そしてキックのアタック感が強いダンス・ポップのような曲も躊躇せず混ぜ込むが、その分かり易いキャッチーさもRemiの持ち味ではないだろうか。エディットもの、またはサンプリングものが多いせいか知らない曲は多いものの、ディスコティックな音楽性やポップな感覚もハウスに落とし込んで野暮ったくも骨太なグルーヴ感に溶け込めば、どうしたって自然と体が反応して動いてしまうのだ。またJeffersonのド派手なプレイを楽しんだ後のRemiという流れはパーティーを上手く纏め上げる効果もあり、Remiのおかげで散漫せずにRoundhouseらしいパーティー感が作られていたとも思う。Jeffersonのクラシック連発のプレイだけでなく、StockとRemiのそれぞれが得意とするハウス中心のDJがあったおかげで、Rounshouseというパーティーが形成されていたのだろう。

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