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Manuel Fischer - Neighbourhood (White:WHITE 026)
Manuel Fischer - Neighbourhood
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ここ数年、ベルリンにおけるハウスミュージックの躍進は目覚ましいものがある。その一つとしてOskar Offermann & Edwardらを輩出したWhiteも繊細かつメランコリーな要素をよりモダンに磨き上げた音楽性が評判となっており、決してメジャーな扱いを受ける事は無くとも堅実に良質な音楽のリリースを続けている。そんなレーベルの2015年第1弾はスイスからのニューカマー、Manuel Fischerによる作品だ。Fischerについて詳細は見つからないものの、おそらくまだ24歳の若手アーティストでありこれが初めての音源リリースとなるようだが、Whiteが認めただけあってその質は保証されている。デトロイト・テクノを思わせる叙情性の強いメロディーは何だかふわふわと掴み所がないが、そこにカタカタとしたロウなビートや個性的な分厚いアシッド・ベースを組み合わせた"Like One Of Yours"は、軽い浮遊感も伴う大らかな展開に身を任せたくなる。一方"Loft"もシンセのメロディーが前面に出ているが、ぼんやりとしたベースラインと相まってミステリアスな空気を含みながら、かっちりとしたキックやハイハットが端正な4つ打ちを刻むモダンなディープ・ハウスを聞かせる。裏面には再度アシッド・ベースが空間の奥で不気味に蠢きシカゴ・ハウスのような乾いたリズムからも廃れた世界観が漂ってくる"Neighbourhood"、物哀しいピアノのコードやオルゴールらしき旋律が特徴となり真夜中に闇夜の中を徘徊するようなミステリアスな世界観の"Merida Dub"と、こちらもメロディアスな作風ながらも時間帯は完全に真夜中のパーティータイムを思わせる。Fischerにとって初のリリースではあるが、Whiteの音楽性を踏襲しながら実に今っぽいハウスミュージックに仕上がっており、是非注視しておきたいアーティストとなるであろう。



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