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Various - Lady Leopard EP (Pole Jam Vinyl:PJV004)
Various - Lady Leopard EP

UKのPole Position RecordingsとドイツのGlam Jam Artistsの2つの新興レーベルが、更にヴァイナルオンリーでの体制で共同で運営するPole Jam Vinylは、まだ作品数は少ないながらもブギーかつバレアリックな作風として注目される存在だ。今のところリリースされた3枚は全て複数のアーティストの曲を集めたコンピレーションとなっているが、既に著名なアーティストを起用して売るのではなく、まだ世に知れ渡っていない原石とも呼べるアーティストを掘り起こすように起用して、アーティストに紐付けられたブランド性に頼る事なく音楽性そのものでレーベル性を確立しようとしている点は先ず評価すべきだろう。さて、レーベルにとって4枚目となる本作でもCassara、Darko Kustura、Benny & Gainと一般的には決して高い知名度であるとは言えない若手アーティストが起用されているが、イタリア出身のCassaraは2曲を提供している。"Lady Leopard"は往年のフレンチ・ハウスを思わせるループとフィルターを使用したファンキーなハウスで、ノリノリに跳ねる太い4つ打ちと動きのあるベースラインも相まって、非常に分かり易く陽気な気分になれるフロアトラックだ。"The Forest"もチョッパーベースが効果的にファンクネスを生み出しているが、ヴォーコーダを通したアンニュイな歌と憂いのあるメロディーによって、センチメンタルなムードを押し出している。クロアチア発のDarko Kusturaにとっては本作がアナログデビューとなるが、収録された"Peninsula"はPole Jam Vinylらしい涙を誘うエモーショナルなシンセとブギーなグルーヴ感が発揮されており、しっとりと情緒的なディスコ・ハウスだ。ロンドンの二人組であるBenny & Gainは、カラフルな宝石が散りばめらたようなキラキラとしたシンセが可愛らしく、ゆったりと波間を揺蕩うスローモーなバレアリック・ハウスを展開する"Approval"を提供している。それぞれどのアーティストもレーベル性を象徴するように甘酸っぱい切なさや弾ける多幸感を伴っており、まだネームバリューは無くとも堅実な若手を発掘するPole Jam Vinylの嗅覚は、今後も要注目だ。

| HOUSE11 | 20:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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