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2015/7/10 Guidance Proudly presents The Black Madonna 1st Japan Tour @ Air
「北米最高峰のクラブの一つ」と称されるシカゴの老舗Smart BarにおいてDerrick Carter、故Frankie Knucklesらに続くレジデントを務め…と紹介されるThe Black Madonna。ここ日本に於いては現在はまだ知名度は高くないが、シカゴやヨーロッパではタレント・バイヤー、そしてDJやプロデューサーとしても高い評価を獲得していると言う。彼女についての詳細はRAが特集した"The Black Madonna: She still believes"を読んで頂くとして、本来は今年1月の『Guidance 〜導き導かれる人生〜 10th Anniversary』で来日予定だったものの、耳の病気により来日キャンセルとなってからおおよそ半年、ようやくそのリベンジの機会がやってきた。今回もパーティー自体はGuidanceが全面支援となり各フロアを手掛けている。
25時に現地入りするとメインフロアはKoichiroがプレイ中。いつもは色々なデコやVJなどを駆使してパーティーを彩るGuidanceだが、今回は徹底的にアンダーグラウンドに徹するようにフロアはほぼ真っ暗な状態だ。"Let Your Body Learn"が丁度かかっていて、パンキッシュで鞭打つビートで攻め立てている。そこにシカゴ・アシッド風な刺々しい歌モノを繋げ、更に野太く骨太なファンキーなハウスをミックス。次第に卑猥なムードも打ち出しながら、ロウで乾いたビートやアシッド・ベースの催眠的なライン、パンピンな立て乗り感で波に乗る攻めを展開し、即効性の高い肉体的な興奮を誘い早速汗が吹き出るプレイだ。最後の方では"Jack Your Body"ネタのファンキーなハウスも投下して、30分程しかDJを聴く事が出来なかったもののパーティー序盤から気分はハイテンションだ

次は瀧見憲司、DJが変わればフロアの雰囲気も変わる。ハウス系の流れという点では同じだが、ぐっと勢いを抑制しながら混沌とした渦巻くサイケデリアが広がり、ねっとりとした吸引力に引き寄せられる。グシャッとした生っぽいキックや不鮮明な音像がどろどろとした質感を生み出し、サイケ&ドープな感覚へと繋がっていく。そして突如として飛び出す官能的なディスコ・ハウスは豪華絢爛に煌びやかで、一気に溜めた感情を吐き出すようにゴージャスな世界へと足を踏み入れる。縦横に揺さぶる全方向のノリ、パンキッシュかつサイケかつディスコティックな混沌とした世界観、小気味良く押し引きの展開も作りながら、しかし滝見らしいトリップ感に統一された音楽性は快楽的だ。そして次第に濃密な祝祭感とロマンティックな雰囲気に包まれ、フロアを壮大な叙情が飲み込んでいく。終盤に入ると大きくフロアを撹拌するように大胆な変化を駆使し、ドリーミーでディープなシカゴ・ハウスからロウで簡素なシカゴ・ハウス、深く闇の中を潜水するエレクトロニックなハウスなどを混沌の坩堝と化したように用いて、猥雑さの中に深く引きずり込む。持続して変化する流れの中に破壊と再構築が存在するような独自の世界観の展開は、狂おしくも美しく、呪術的な魅惑があった。90分程のプレイだったものの、もっと長く瀧見憲司の世界観に浸っていたと思う程に素晴らしい時間帯だった。

そしてフロアは完全にパーティーモードに出来上がり、遂にThe Black Madonnaの登場だ。最初にファンキーなサンプリング・ハウスでがつんと骨太な展開で一気に盛り上げるかと思いきや、続けて"Let's Lovedance Tonight"で華麗で愛くるしいディスコで一旦メロウな流れで心を鷲掴み。その後は重圧のあるキックと図太いグルーヴを打ち出して、やや明るめで勢いを抑制したファンキーなハウスを中心にプレイ。ディスコティックな煌きと幸せなムード、シカゴ・ハウスのシンプルで乾いたビートで序盤はまだ様子見の状態だったか、しかし次第に縦ノリに弾けるリズム感が強くなり硬質なパーカッションなども入ってきてパンピンな流れへ突入。その中にFixによるハードなエレクトロ系の"Flash"を投下すれば当然フロアは興奮に包まれ、そしてファンキーさを強調した"Over Again (Spen & Thommy Instrodub mix) / Let No Man Put Asunder (A Cappella)"も投下し、フロアは次第に真夜中の蠱惑する音が支配されていく。そしてカッチカチ、パキッとした音も入ってくればそれはもうシカゴ・ハウス…いやシカゴ・テクノか、前のめりな勢いで暴力的に猪突猛進するセットへ。ピンポン玉が弾けるような安っぽくもファンキーなシカゴ・サウンドが暴れ、DJ Sneakによるズンドコキレキレな"Reachin'"のサンプリング・ハウスにぶっ飛ばされ、真夜中のピークタイムの如く疾走する。

中盤では一息入れるように可愛らしさもあるシンセ・ファンクやエレクトロ・ディスコもプレイし、キャッチーなメロディーでフロアに和やかな雰囲気を作って楽しませる展開だ。ギクシャクとしたリズム感で横にカクカク揺さぶり興奮して熱狂的になったフロアを均しつつ、そこから再度硬質なトラックで一気に加速を始める。スカスカの贅肉を落としたシカゴ・ハウス、パキパキの硬いシカゴ・テクノで肉体を刺激して、リズムが露わになったビートで単純明快な攻めを披露。メロディーは希薄化した中にファンキーなボーカル・サンプリングがアクセントとなり、徹底して贅肉を削ぎ落とした簡素なビートで引っ張っていく。再度DJ Sneakによるネタもの・ハウスの"All Over Your Face"でミニマル化したファンクなサウンドで引っ張り、男勝りのハードかつ骨太なグルーヴで激走。変化球無しのストレートに爆走してどんどんシンプルになりながら、しかし朝方に近付くと無骨な世界観の中にもゴスペルを思わせるようなソウルフルなボーカル・ハウスも時折織り交ぜて、母性愛にも思われる包容力も見せる。逞しいハードさと熱いエモーションを伴いフロアを黒く染めていくプレイは、いつしか違和感無くパーティーに馴染んでいたのだ。さらに朝方ではより拡張するようにNebraskaによるしなやかなビートのブギー風な"This Is The Way"や皆で合唱したくなる感情を吐露するハウスもプレイし、そして期待するディスコの時間帯がやってくる。快楽的なシンセベースのシーケンスが前面に出始めエレクトロニック度が高まり、そしてデケデケとした音が恍惚を誘う"Moskow Diskow"から"Hot On The Heels Of Love"の繋ぎには悶絶モノだ。ディスコを楽しんだ後は、再度そこから攻撃的なテクノへと振り戻し、そして6時頃には自身のクラシックである"Exodus"をプレイ。知っている曲ではあったがフロアで聴くとその曲質は持っていたイメージを越えていくスピリチュアルかつ崇高さが際立つハウスで、正に何処か霊的な力を帯びたゴスペル・ハウスと化していた。朝になってフロアには再度人が戻ってきてまだまだ盛り上がったままパーティーは継続していたようだが、当方は6時過ぎにフロアを出て満足して帰路についた。

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