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FP-Oner - 5 (Mule Musiq:mule musiq cd 48)
FP-Oner - 5
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もはやUSハウスの…とだけに括るにはその活動と人気の大きさに対しては狭すぎるだろう、Fred P.はその音楽活動の中で春の真っ只中にいる。Anomaly、Black Jazz Consortium、FP197など多数の名義を使い分けながら自身のクリエイティブなイメージを音像化し、それとは別にレーベルとしてSoul People Musicを主宰し才能ある若手の後押しをして、それだけでなく多くのDJからリミックスを任される事実が、現在の彼の評価を的確に表している。そんな彼が新たに立ち上げたプロジェクトがFP-Oner名義で、これから3部作としてMule Musiqからリリースされる事がアナウンスされており、その立ち上げとなる作品が本作だ。アルバムは何とも夢のような心地良さを示唆するタイトルの"In The Mist Of Sunrise"で始まるが、その言葉通りにジャジーで湿ったリズムが淡々と安静を導く状態に、朝日が射し込む森の中で霧が立ち込めるような幻想的なパッドが静かに伸びていく、何処までも微睡みが続く穏やかなディープ・ハウスだ。樹の枝からポツリと滴り落ちる水滴のようなピアノ旋律も伴い、長い展開を雰囲気を荒げる事もせずに美しい情景を描いている。続く"Manifestations Taking Place"もコンガ等の生っぽいパーカッションが爽やかだが、ゆっくりとうねる浮遊感たっぷりなシンセストリングスが主張し、深いアンビエントの森を彷徨うようだ。"The Art Of Regeneration"はややテクノ寄りか、しかし弾けるようなパーカッションとヒプノティックなシンセが舞う長いイントロから、そして次第に姿を現し始めるドラマティックなシンセの旋律により、大空を自由に舞うような勢いのある展開は壮大だ。本作は取り分け有機的な温もりが強調されているのも特徴で、森林の中を駆け抜けるようなトライバルなパーカッションが打ち乱れる"The Realm of Possibility"などは、Fred P.のスピリチュアルな気質が大地の躍動と呼応する。しかしアルバムは全てが終焉へと向かうかのような美しいパッドに包まれ、穏やかな眠りへと回帰するディープなアンビエント・ハウスの"Sleepless In Shibuya"によって、何事も無かったかのように幕を閉じる。アルバム全体から発せられる雰囲気は確かにFred P.らしいアンビエンス感のあるディープ・ハウス/テクノで、しかし今までの名義とは一線を画す霧に包まれた抽象的な世界観と何処か霊的な静謐さは、享楽的なダンス・ミュージックとは別の道を歩んでいる。ダンス・ミュージックとしてのグルーヴがあるのは前提として、しかしリスニングとしても心を落ち着かせる穏やかな情景が広がる世界観は、ただただ美しい。



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