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2015/8/22 Common @ Grassroots
夏真っ盛り、都内各所で気になるパーティーが開催されていたものの、この日は高円寺はGrassrootsにてCommonが開催されていた。SBM Recordingsを主宰し日本全国アンダーグラウンドなパーティーで敏腕を振るうCMTは久しぶりのGrassrootsへと登場となり、また深海のようなディープでアブストラクトなプレイをするBlack SmokerのDJ Yazi、そして若手DJのArareが出演と、Grassrootsという高円寺酒場に相応しい妖しい雰囲気を醸し出す出演陣に惹かれ、Commonで一夜を過ごす事にした。
当日はのんびりとしていたらすっかり時間も遅くなり26時頃に現地着。既にフロアの雰囲気は出来上がっていて多くの人で溢れかえっており、その中でArareがプレイ中だった。真夜中の時間帯にもかかわらずまだ上げる事はなく、カタコトとロウなディープ・ハウスを繋いで何処か気の抜けた感もあるリラックスしたプレイだ。湿り気、そしてぬちゃっとした滑りさえも含むキックが蒸し暑い夏の夜の湿度を生み出し、上げる事なく沼地の深みを広がらせる。ダブな残響が微かに広がるダブ・ハウスや崩れたビートも用いて変化を付けながらも、虚ろな酩酊感で終始ふらふらと揺らしながら、蒸し暑い湿度の中でじんわりと低温で燻るようにフロアの雰囲気を保っていた。

27時になりCMTへと交代すると、途端にひりつく緊張感やおののくような荘厳さが現れ、ハウスのグルーヴは保ちながらもカチッとテクノ的な硬質な世界観も強めていく。訝しい声ネタ、奇っ怪な音響モノを用いると同時に闇夜に浮かび上がる耽美な美しいメロディーも打ち出し、決して派手には飾らなく神妙なプレイを展開する。フロアを激昂させる事はなくグルーヴを上手く抑制しながら延々と継続させ、恍惚の深みへとはめるプレイが持続感があり心地良い。次第にハウスのリズム感を更に強めながらそこにふらつくながらも優美な旋律が浮かび上がり、繊細なメロディーで耽美さに磨きをかけてうっとり夢のような世界へと突入する。徐々にグルーヴは加速し暗闇の中で神々しさを保ちながら疾走して、真夜中のピークタイムで感じる興奮が高まっていく。時にアシッド・ベースを導入したトラックも用いるも、大きな展開を作るのではなく平坦ながらもねっとりとした粘りが肉体を巻き込みつつ、いつしかパキッとしたキックの圧力を高め硬めのハウス・セットへと突入。歌モノも用いてファンキーな要素を打ち出しピークタイムらしい高揚を継続しながら、角が研磨されて滑らかに流れる4つ打ちのグルーヴが快楽的だ。その流れで今夏のサマーアンセムであるDJ Kozeの"XTC"が投下されれば、真夏のかけがえのない郷愁に満たされ、温かい優しさにフロアは包まれていた。

朝方5時からDJ Yaziが登場。CMTとは対照的に序盤から辺りを蹴散らすような勢いのテクノ・セットで開始。それまでの抑制のとれた世界観から一転、あちらこちらに刺々しさのあるリズムを打ち付けながら、ヒプノティックな上物も織り交ぜて恍惚と激しさが入り乱れるプレイへと突入する。荒々しさの中にも凛とした輝かしい多幸感もあり、朝方のすっと気分が晴れる開放感もある。ダビーな音響も含ませながら陶酔感のあるテック・ハウスで突き抜けるように突っ走り、ブロークン・ビーツ風な変則的なリズムも取り入れて一息入れつつ、再度タイトな4つ打ちで走り出すなどDJ Yaziらしく深みをキープしながら様々な要素を持ち込んで展開する。朝日が昇る頃には幾分かは緊張を解きほぐすように音の密度やテンションを下げながら、そこにファンキーなベース・ラインや声ネタを差し込んで彩りを添えたりと、荒ぶるだけでなくGrassroots特有の緩い雰囲気に合わせた時間帯もあった。と蒸し暑いフロアの中でついつい酒を飲み過ぎてやはり朝方は酔い潰れてしまうが、7時頃からも何処から客がやってきてフロアから全く足音が途絶える時間帯が無い。そこからはまたArareがDJブースに入り、煌めきを発するフィルター・ハウスや爽快なテック・ハウスなど朝の和やかな時間帯に合わせたプレイで、パーティーの終わりが全く見えない程にフロアを盛り上げていた。当方は8時頃にはフロアから離脱したものの結局パーティーは昼頃まで続いていたようで、このGrassrootsという酒場が時折見せる熱狂的な一夜に遭遇したのだろう。
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